西洋医学治療で治らず、漢方も地元の漢方薬局で3ヶ月続けていたが、一ヵ月分ずつの購入だから、いつまで経ってもピントが合いそうにないから意を決して10日間連泊するつもりでやって来たと言われる。
ここまでの決意で来られれば、当方も集中的な弁証論治ができようというもの。
しかしながら、二泊三日もあれば十分だから、あとは10日毎にメールや電話で確認しながら微調整すればよい。これまでの実績から多くの場合、貴方が本気でやるつもりでさえあれば、向こうに帰られてからも10日毎に通える近県の人と同等に近いピントあわせは可能だからということを説明した。
つまり、本当のことを白状すれば、過去の実績から、メールや電話で服用後の詳細な報告をされる気概のある人の場合は、最初に二泊三日や一泊二日の集中的な相談の強い印象から、十分可能なことがかなり証明されているのが現実なのであるが・・・・・
ところが、多少とも物見遊山やお試し気分で来られた人の場合は、帰られてからの事後報告が粗雑となり、保険漢方でも同じものがあるのではないか? などとピント外れの本末転倒した詮索ばかりが勝ち過ぎて、微調整不能となるケースが生じるのも事実である。
だから、そんなとんでもない心得違いをしている人や、好い加減な気持ちで来てもらっては困るのである。
本日も同様だが、かなりな遠方から予告ナシにやって来られる人は、総じて思い詰めて来られる人ばかりだから、気合の入り方が違うようだ。しかも、これまで一ヵ月分をまとめてピントが合う前からまとめて出されていたケースが多く、相談時間があまりに少ない。
こんなことなら、確かに遠方でも無理して村田漢方堂薬局に来る価値があったケース、予定通りの効果が得られているケースは8割以上だから、お気軽でなく、真剣で本気でさえあれば、10日毎に微調整も遠方であっても可能なのである。
但し、何度も言うように、相手あっての問題だから、ピントがほどほど合うまでは、10日毎に客観的および主観的(主観的な感想も必須である)詳細な報告を提出することが可能な人に限るのである。
ほどほどピントがあってからは、20日分でアレ、30日分でアレ、その都度の経過報告をしっかりしてくれさえすれば、お好きにどうぞ、ということになるし、運よく最初ッからそれが可能だったケースも少なくないのである。
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