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数年前から歯肉炎が悪化し、それでも抗生物質のクラリスでなんとか小康を保っていたが、昨年にはとうとうクラリスも効かなくなって万事休すの状態だった。
あらゆる漢方薬は服用を拒否するし、クラビットを飲ませると嘔吐する。飼い主に似て繊細でデリケートだからイヤとなったら断固拒否される。
それでも何とか宥めすかして、最後の手段とばかり、猪苓湯を飲ませると意外にスンナリ飲んでくれた。そこで茵蔯蒿湯も混ぜて服用させると毎回服用を嫌がるが、さいわいに吐き出すことはない。
これが想像以上に著効を奏して今年になって化膿性炎症が軽減して元気モリモリとなって食欲も回復した。
以来、濃厚な化膿性の粘液が漏出することはなくなり、出ても比較的透明な唾液に近い粘液が漏出する程度になって安定している。
昨年秋からボクボクいう迷い猫が住み着いているが、ボクチンが食べ残した食事をしばしば食べているが、感染することもなくスクスクと育っている。
ボクチンに遊んでもらおうとしばしば喧嘩をしかけられてボクチンは迷惑顔。
だから先日、ボクボクは去勢してもらったが、生来温厚なボクチンは去勢をしないままだが、ヤンチャ盛りのボクボクを止むを得ず受け入れている。
AAAA1301 posted by (C)ボクチンの母
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