2012年01月05日

野鳥が減った原因やアトピーの漢方相談など

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FSC_2476 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:60〜69歳の男性 )
【 地 域 】:関東
【 具体的なご職業 】:薬剤師

【お問い合わせ内容】 お世話になります。
 相変わらず長男のアトピー治療に難儀しています。
 自分の治療に限界を感じ再度村田先生の所に行くように説得しているこの頃です。

 今日はその件でなく鳥の話です。

 野鳥の会主催の探鳥会に行きましても「鳥がいない、鳥がいない」と、ぼやきがあちこちから漏れてきます。
 11月頃は「寒くないのでまだ山に鳥がいる」という説でした。しかし寒くなれども一向に鳥達は来てくれません。

 最近私がなるほどと思ったのは「地震の影響で磁場が変化し渡りに影響した」という説です。

 昨日、ツグミの群れをみました。例年ですと11月頃に渡って来て1月頃は群れは解消し個別で地上にいる姿をみるものです。

 なんとも言えませんが、これから少しは期待できるかもしれません???

 最近では念願のコミミズクをみました。3日程観察に行きました。被災地の芦原が崩壊した事と関係してるのではと考えている方もいるようです。

 シロハラ、シメ、アカハラ、アトリ、カシラダカ、アオジも少ないです。

 ヒヨドリは去年より少ない感じですが、にぎやかですよ。珍しくトビを見ました。猛禽はノスリ、チョウゲンボウをよく見ます。いつも先生の鳥撮には脱帽です。
 では失礼いたします。

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DSC_4232 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:やっぱり全国的に野鳥の来日(苦笑)が減っているのでしょうか。

 昨年暮れにもNHKの地元の放送局で野鳥が減っているという特集をニュースでやっていました。なかでもとりわけ、シロハラやツグミ類が激減しているということでしたが、メジロも山から下りて来ないし、あのうるさいヒヨドリでさえ僅少です。

 放送では春に北へ帰る途中のエサが不足していたためにシロハラやツグミ類が餓死したのではないかという推測のようでした。

 しかし昨年の猛暑でこの冬の町の植物は悲惨な状態で、メジロが好む枇杷の実がほとんど全滅の状態をみかけます。我が家の枇杷もほとんど実ができませんでしたが、このような年ははじめてです。

 ともあれ、ご子息のアトピーの件ですが、先生のようなベテランの専門家がついておられて難航される場合は、当方とて同様でわざわざ一度や二度来られても無駄足となることは必定です。

 遠来者でも一年経つころには8割以上の寛解をみることが多いとはいっても、二週間毎に通って莫大な交通費を厭わない努力がようやく稔るのであって、それでも中には近畿地方から2週間ごとに一年半も欠かさず真面目に新幹線で通い詰めて半年で半減したものの、その後の一年というものはなかなか進歩は少なく難航している人が一名だけおられるくらいです。

 のみならず、ベテランの同業者の子供さんの漢方相談というのは、正直言って、まったくモチベーションが上がりませんので、頭が恐らくフリーズ状態になり、お互いに時間の無駄となることでしょう。

 以前来られたときにも、そちらでの治療方法で間違ってないはずだからと、こちらでは何もお出ししなかったのは、四季折々の配合変化は一度や二度来られたくらいでは何の工夫もできないからです。

 ましてや説得してまで来られるのは、到底当方の受け入れ方針に反し、やっぱり頭はフリーズしますので、申し訳ないことながら、きっぱりとお断り申し上げる次第です(苦笑。

追伸: ご子息のアトピーの状態、当時来られた時点ではどうみても少なくとも7割以上は寛解している状態であり、これ以上をどうしろというのだろうっ!?と感じて驚いたことを思い出しました。
 当方に来られる人は、ほとんどが重症者ばかりで、7割以上寛解が得られている状態の人はすべて元の薬局に戻るように説得して受け入れておりません。悪しからず。

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IMG_4106 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:早速のお返事ありがとうございます。その速さにびっくりしました。

 また少し後悔しています。鳥のお話だけにしておけばと思いました。本人に暮れに「治す気がある
の?」と確認をしました。返事は「ま〜」と。目の前の本人が辛そうに掻いているのを見ますと、情けなくなるのです。

 なぜ治せないか(もう少しコントロールできないか)と。徒に本人をいじり回している様な罪悪感を感じるのです。

 日本の漢方会を見ますといろいろな先生がいらっしゃいますが、東洋学術出版社のアトピーの治療経験の載った本をみても納得出来る先生は村田漢方さんしかいないように心底思うのです。

 根本は本人の治そうという気持がないとだめですよね。薬を煎じ「はい飲みなさい」では・・・・。

 先生の立場になってみれば私も先生のように答えたかもしれません。ブログを毎日みている割にはつまらない事を書いてしまったと反省し、落ち込んでいる所です。煩わせて申し訳ありませんでした。

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FSC_2048 posted by (C)ヒゲジジイ


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