肺がん手術後に、もともと気管支拡張症もあったので、常に酸素ボンベが必要な生活になっていた人が、数ヶ月もしないうちに殆ど不要になるほど回復したケースや、治らないと思っていた耳鳴りが、変形性膝関節炎の治療薬(もちろん漢方薬)によって、膝関節炎が治るのに並行して、耳鳴りも8割ではなく、殆ど根治してしまった人もいる。
最近も難病指定の疾患で、とても真面目な性格な方のようで、そのお陰か当方の壊れかけたアンテナが敏感に反応して、一方剤毎に反応もよく、二方剤の併用で、将来はかなりな線(5〜8割程度)まで緩解するのではないかという期待が持てる雰囲気である。
また、頑固な蓄膿症が珍しいことに、ほとんど一つの方剤を一年半の常用で8割以上は緩解してしまった年配の男性もいる。
関節リウマチはしばしば扱う疾患だが、半数近くの人は僅か二種類の漢方薬の併用だけで、病気の8割以上緩解に持ち込めている。
また、軽症の鬱病で来られる人の半数近くは一方剤だけでみるみる元気になっていかれている。
一般的な坐骨神経痛や膝関節炎も同様であり、ありきたりな疾患では、手間隙かけてご相談しても、あっさり一方剤のみでぴったり合ったりするから、二回目に来られたときは、お互いに余り話すこともなく、「それじゃ、同じ薬をしっかり続けて下さい。あとは根気だけですよ」ということになる。
このように、自費の漢方薬といっても、月額1万円でも沢山のお釣りが出たり、多くても2万円以内で済んでいるひとも意外に多い。
全体の3〜4割近くの人が以上に該当するのかもしれない。案外そうだろう。
但し、免疫がらみの疾患や抵抗力が減退している人など、体質改善をかなり強力に行う必要がある人には、どうしても例の某「三点セット」をベースにする必要があるので、やや経費が嵩んでしまう人も多い。
この「三点セット」をベースにしている人はとても多く、HPやブログを御覧になって来られた人の半数は使用されている。
その使用方法を説明するのが、ついつい面倒になるほど使い方に詳しい説明が必要なものである。
ヒゲ薬剤師の考案したものは、
http://murata-kanpo.ftw.jp/u15207.html
このように自慢したくなるものもあるけど、これとはまったく別に月刊健康雑誌「安心」にまで写真入で紹介された素晴らしい?「三点セット」ではあるが、もはやHPやブログなどで具体的に書きたくない。
直接来られた人にだけ伝授している大切な宝物である。
蛇足ながら、漢方薬の別種の素晴らしさをツイデに書いておくと、古くからの常連さんや、比較的新しい人でも、ヒゲ薬剤師の愛用する牛黄製剤や麝香製剤で心臓・脳血管などを水際で防ぎつつ体力を養う目的で、ハードな仕事をこなす人達や、ご高齢の常連さんたちも、これらの高貴薬に嵌ってしまっている人がとても多い。
中年に差し掛かる頃から、断然愛用者が増えるのだが、牛黄製剤も種類が多いので、人によって使い分けが必要なばかりでなく、同一人物が時に応じて使い分ける方法などを伝授したりもする。
これに嵌ると中年以降は人生の支えとして大きな役割を果たすことになる。会社経営者や大学教授などに愛用者がとても多いが、ハードな仕事をこなす医師もいる。
気の毒?なことに関東から来られた中年の超美人おばさんもどうやら嵌ってしまったらしい。
「嵌る」なんて、ちょっと不謹慎な表現みたいだが、かなりなところ重大な疾患の予防兼疲労回復効果は抜群なのである。
もっともこれに嵌っているのはヒゲジジイで、今日こうして何とか仕事が続けられるのも、これら高貴薬のお陰なのだから、皮肉なものである。
健康を買うのは、時に確かに莫大?な経費がかかることもあるが、それだけ結果が伴えば、長いお付き合いの常連さんに恵まれて、新しい御相談者にたっぷりと時間を取ることができるのである。
やはり相変わらず電話やメールのお問合せ、あるいは直接来局される物見遊山や時間がないと言われる不謹慎な人達を含めて、9割近くはお断りする日々を送っていますがね。
どうやら日本人の一割くらいしか、ヒゲ薬剤師とは相性が合わないのかもしれませんね。
でも、いったん御相談に乗るからには、全身全霊で打ち込むから、結局は大量の高貴薬類の補給が必要となるわけですよ。
面白いことに、HPやブログをしっかり御覧になって、覚悟を決めてこられた人たちは、ほとんどの人が肩透かしに会った気分のようで、文面で見るほど恐いジジイでもないので、ほっと安心するみたいだ。
そりゃ〜〜そうです。真剣・真面目な人には、ヒゲジジイとて大いに敬意を表して、何とか病気が治ってもらいたいものだと集中力が増すというものです。
やや厳しいのは、いつも述べているお気楽やお気軽、それに最低限のマナーが守れない人は、お断りの毎日を送っているというだけのことです。
もちろん、昨今、目だってしょうがない「時間がない」と言って、そわそわ時計ばかり見る倒錯した言動を取られる不謹慎なひとも、最低限のマナーが守れない範疇に入ります。
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