2011年11月15日

情況に応じた配合変化こそ中医漢方薬学の真髄

カラスに襲撃されるノスリ
カラスに襲撃されるノスリ posted by (C)ヒゲジジイ

 今年の5月は異常気象によるものか、例年に無くアトピーのブレを生じた人が多く、その半数近くの人が、新たに三物黄芩湯を導入することにより、急速に安定する人が多かった。

 ところが秋になり、その半数の人がもはや三物黄芩湯が邪魔になり、他方剤に変える必要が生じている。

 残りの半数近くの人は、三物黄芩湯がますます好調で、数種類の他方剤とともに常にバランスのよい配合の微調整を患者さんみずから行なえるようになっている。

 親子で配合変化の推移が極端に分かれた人もいる。以前は重症アトピーだった母親はこの季節になって三物黄芩湯が邪魔になるも上焦の熱感には黄連解毒湯などの清熱解毒剤系統がフィットし、以前しっかりフィットしていた地竜では、身体が冷えるばかりで上焦の熱には効果がなくなっている。

 ところが中学生になったばかりの子供さんは、三物黄芩湯がよくフィットして、運動時の熱感にともなう掻痒には例年、地竜なくしては過ごせないほど嵌っている。

 ところで、珍しく親子ともども子供さんのアトピーも例外的に相談に応じているのは、母親の教育がしっかりしており、薬局に二人連れて来ても大人しく、騒ぎかけても母親の鶴の一声でお行儀がよくなるからである。

 話は脱線するが、村田漢方堂薬局で子供さんを扱わなくなったのは・・・

 昨今、親の教育がデタラメで、店内で大騒ぎをやらかし、ガラス戸は叩くし、百万円以上する血圧計をいじくりまわして、この高価な機器をぶっ壊されたこともあるっ!

 このガキどもの大騒ぎを注意して静止させる親はほとんどおらず、こちらがバカヤロウ〜と怒鳴るまで止まない。
 怒鳴って静止させればガキは泣き出し、親は子供に味方して〜・・・・

 こんな最低限のお行儀もできない親子は絶対に御免蒙る。

 決まってガキどもはウインドウのガラスを叩き、血圧計のスイッチを乱雑に叩く。どのガキもまったく同じパターンの行動を取る。

 それを見て静止しないバカ親たち。

 だからこの日本に明日は無い。

 TPPに加入して自滅の道を進むのも自業自得。

逃げるノスリ
逃げるノスリ posted by (C)ヒゲジジイ

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