KSC_6830 posted by (C)ボクチンの母
新人さんが続くと、最初が肝心だから全精力を注ぎ込んで弁証論治に励むものだから疲労が激しい。
若い頃、チヌ釣りのことなら徹夜も平気だった頃から、新人さんには同様の緊張感から疲労困憊気味になること、当時から変るところがない。
ツクヅク繊細な神経には我ながら関心するやら、呆れるやら(苦笑。
だから土日の休養は大切で、一週間の疲労を癒すには欠かせない。
このような繊細な神経だから、まだ迷っている人たちにお気軽な電話やメールによる無料相談を歓迎される奇特な同業者には頭が下がる。
とうていヒゲジジイには真似できない。
そんなマネをしていたら、今頃、生きてはいない。
よっぽどヒマと時間が有り余って、そのような慈善事業が出来る体力的な余裕が出て来ることは永久にあり得ないだろう。
それでなくとも新人さんも数回目以内でしっかりと漢方薬の効果に喜ばれるようになっても、しばらくは微調整や臨機応変の配合変化の法則、つまりその人の体質の傾向と対策を分析するのに、まだまだ油断がならない。
そのような段階でも、地元の一部の男性と来たら(これが決まって男だからどうしようもない)、一定の効果に安心したか、初期の緊張感がほぐれた頃になると、村田漢方堂薬局の経営状況や自身が服用している漢方薬の一部がネットでも売られていたなど、それはそれは事細かな詮索がはじまる。
こちらがおとなしくしていたら図に乗るので、
「止める時は黙って止めるようにっ! いちいち言い訳を聞いていたら癇に障るから・・・」
と皮肉でお返しである。
今年だけでも、これが一人や二人でないから鬱憤が溜まって来る。
ますます地元の男性の新人さんの受け入れには慎重にならざるを得ない。
地元であっても女性では決して見られない男たちの嫉妬の言動が一部の人に見られることは、やっぱりこの腑抜け国家も、そろそろ終わりだな〜と思う。
その昔、明治人の誇り高き男子達が活躍した時代が懐かしい。秋山兄弟の爪の垢でも煎じて飲ませたい。
蛇足ながら、秋山真之の親友、正岡子規は東京帝大中退の権威を笠に着て、日本の和歌の伝統を破壊した許し難き人物であり、ヒゲジジイの最も嫌いな明治人。
それはさておき(閑話休題)、昨今、嫉妬の目をした詮索好きな男が跳梁跋扈する。
以前はこのような男たちを女の腐ったような、と表現した。
土日の休養が終わって、また緊張の日々が続く。
四十年近くもこの仕事を続けているのに、どうしてもこの緊張感だけは無くならない(涙。
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