PQC_4923 posted by (C)ヒゲジジイ
年々、牛黄の仕入れ価格が上昇しても、販売価格を上げるわけには行かないので辛いところであるが、他の動物生薬と違って食肉動物であるから、枯渇することは無いだろうと思っていたが・・・
様々な規制の関係で、牛黄の収穫量が減少しつつある上に、某国の大量買い込みも重なって高騰するばかりだという。
各種牛黄製剤を製造販売される某メーカーのヒゲジジイよりも年上のベテラン社員さんの定期訪問を受けて交わした情報と談笑。
若い頃には牛黄を飲んでも一向に効果が分からなかったが、中年を迎える頃に、疲労困憊の時に服用したら明らかに著効を感じたというベテラン社員さんと村田漢方堂薬局の女性薬剤師。
ところがヒゲジジイは二十歳代の頃から、睡眠時間を削って漢方医学や中医学の書籍を読み漁りながら、日々の漢方相談業務のストレスも重なってか、寝際に呼吸停止発作を日々繰り返すのを確実に救ってくれたのがこの牛黄だった。
就寝前の牛黄製剤の服用を怠ると、きまって呼吸停止発作に見舞われたので、以来、三十五年以上、連用し続けてきたが、やや高齢になってからは、就寝前の服用を忘れても、ここ数年以上発作は皆無となっている。
世の中に居直って発作が消えたともいえなくもないが、やはり牛黄の速効のお陰であることに間違いはないと実感している。
若い頃には牛黄の効果を感じなかった上記の二人に比べ、若い頃から牛黄の速効の恩恵を蒙ってきたヒゲジジイではあるが、ベテラン社員さんは感慨深げに・・・
牛黄を飲んでも効果を感じない人は健康な証拠ですよ。
とはまさに至言!
一面の真理を穿っている。
ヒゲジジイは二十代から牛黄と縁が深く、スポーツにおいてもストレス解消のサンドバックと格闘する毎日のお伴であり、三十代から五十代半ばまで凝りに凝ったチヌ釣りでは、各種牛黄製剤のお陰で徹夜も平気な日々もあり、牛黄のお陰で破天荒なチヌ釣り行脚が長く続いた。
そして現在は重い望遠レンズをセットしたカメラのお伴に、牛黄のお陰でまだこの世に生存している。
常連さんたちの多くも一般漢方処方のみならず、各種牛黄製剤に嵌った人達が大多数で、そのお陰で病院で治らなかった各種疾患を克服して、遅まきながらも文字通りの青春を取り戻しているのだった(笑。
PQC_4603 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:牛黄製剤
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