2006年08月13日

遠方の人には数種類、近隣の人には一種類のみの漢方薬

 昨日の続きです。

 既に述べたように、今月は実質10日の間に、HPを見て来られた人が遠近合わせてかなり多かったので、もうちょっと、その概括をしてみたいというわけ。

 遠来の人には、すべて二泊三日か、少なくとも一泊二日の行程で来られているので、二日あるいは三日連続、たっぷりと時間をかけて御相談できるので、かなり把握できる部分が多く、かなりな方針が定まるので、多くは数種類の漢方処方を選出できている。
 近隣(山口県や福岡県・広島県)の人の場合は、今月に限って言えば、一方剤しかお出ししていない。従来からこのようなことも多く、本気度を測る意味でも、あえて一種類しか選出していないことが多い。

 とりわけHPを見て来られる人の中には、かなり遠方である人ほど、一大決心で来られている傾向が強いので、数日間に渡る御相談は、お互いに相当な体力を消耗していることと思われるが、それだけ真剣なだけに、適切な漢方薬のアドバイスも、少なくとも半分以上の方針が立ってしまうように思われる。
 残りの問題は、10日毎の電話やメールでの頻繁なやりとりで、遅かれ早かれ8割は解決されるはずであり、そうでなければならない。

 ところが同じHPを見て来られる人でも近隣の場合は、もちろんとても真剣な方がほとんどだと思いたいが、過去にも一回ぽっきりの場合もあったので、基本中の基本方剤しか渡さないようにしている。
 近隣なのだから、次回また直接やって来られるかどうかで気合が分かるし、一度ぽっきりで止めるならやめるで、10日分数千円もしない経費を使っただけだから、互いに割り切って忘れることが出来ることだろう、という配慮からである。

 当然のことならが、真剣・真面目で本気であればという絶対的な条件付ながら、来るものは拒まず、去るものは追わないが、あまり忙しく混雑するのは絶対にイヤだから、わずか10日間くらいで、さっさと諦める人には構ってはおれませんよ。

 ヒゲジジイだって悩みがあって、わがままが言える歯医者さんと、こちらが思わず当り散らすことがあっても、我慢して教えてくれるWebデレクター〜〜なんて言ったりしたら、随分手前勝手な奴だな〜〜〜とバレバレだけど、人間というのは(というよりもヒゲ爺こそというべきか?)考えることはエゴイスチックなんですよ、ヤッパシ。  
posted by ヒゲジジイ at 02:02| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする