2006年07月28日

スタチン系製剤の有用性と危険性の狭間で

 さきほど、昨年来の関東の常連さんから次のようなメールが届いた。

 今、ブログを拝見していてお伝えしたい事がありメールいたしました。コレステロール値300超の方のスタチン系の服用相談を拝見して。

 27日にいつもの定期健診(コレステロール値)に行ってきたのですが。
以前よりお話しておりますように スタチン系の薬を薦められている私は今回も「アーまたお断りするのが気が重い!」と診察室に入り・・・。

 ところが担当医師のお話は
「昨日、厚生労働省よりの通達で スタチン系の薬で5人の方が劇症肝炎で死亡された。これを重く受け止め、この2〜3日の内にも各医療機関及び報道機関に発表する」との事だそうです。

 私も服用については一時延期となったわけですが。
 でもその担当医も仰っていましたが 全国に750万人の服用者がおりやはり服用したほうがあきらかに良いだろうと思われる患者さんはいる。と。

 村田先生のアドバイスとおり 効果があり、又ご本人も手ごたえがあるのであれば、そしてさすがに300を超えているのであれば、服用は継続したほうがいいのでしょうね。

 では。取り急ぎご連絡まで。


参考文献:
下げたらアカン!コレステロールと血圧
2006年02月03日 スタチン製剤の服用を強く奨められる初期ガン摘出後の患者さん ←トンデモナイ間違いではないだろうか!



posted by ヒゲジジイ at 12:33| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする