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あいかわらず多いのは進行癌や転移癌だが、意外に相当多いのが疼痛関係。
自身が尿管結石の疝痛発作をひさしぶりに味わって、激しい疼痛が続くことがいかに辛いかしみじみ賞味させてもらった。
三叉神経痛や繰り返す偏頭痛、関節リウマチ、坐骨神経痛などなど、これらは中医漢方薬学の得意分野でもあるから、疼痛関係をまとめると相当数にのぼり、進行癌や転移癌の相談合計数を上回る。
ところで、アトピー性皮膚炎の漢方相談が特別多いわけではないが、最も相談時間を要して、最初の数ヶ月〜長い場合は一年近くも微調整や配合変化を折々に繰り返す必要があり、もっとも手間と時間を要して効率の悪い漢方相談である。
このような面倒なアトピー相談は本音では避けたいと思う気持ちも無いではないが、悲惨な状態で来られる重症のアトピーの人たちが、一年以上も経てば、美人に生まれ変るのを目撃する楽しみがあるので、やめるわけにはいかない(苦笑。
ともあれ、スズメの写真を貼る目的があればこそ、今日もまたナンセンスなブログを続けている。
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ラベル:疼痛
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