FSC_8152 posted by (C)ヒゲジジイ
おたより:関東の内科医師
お久しぶりです…。。。
開業して3ヶ月が過ぎました。
医院を切り回すのが精一杯でブログの記事を書くこともできませんでした。
今回は「病気が治らない人の共通点」と題して記事を書きたいと思います。
病気が治らない人は…
ご自分の身体で起きている病気のことを敵視しているのが共通点です。
「その病気が、身体を生かそうと思い生まれている!」
ということを感じようとする気持ちすらありません。
「自分の身体なのに…
こんな病気が起きていること自体、ありえないことだ!」
「こんな自分を苦しめる病気は悪だ!」
そんなことが共通点の様に感じます。
でも、考えてください。
そんな悪の根源の病気を
「あなたの最大の親友である身体が作り得るのか?」
ということを考えてください。
そんなことすら考えようともしない人達の
次にすること、それは。
病気を敵視し
そんな病気を他の責任として治す人を探そうとしています。
でも…そんな病気は
あなたの最愛の身体の中で起きていることです。
そんな最愛の身体が
あなたを裏切るのでしょうか?
自分は身体が裏切るとは思いません。
他人は裏切ることがあるかも知れません。
でも、「身体はとても素直で裏切らない」という確信が自分にはあります。
そんな謙虚な身体が
「こうして欲しい!」と症状を出しているのです。
そんな身体すら抱きしめられないばかりでなく
敵視する人の心が病気を治しにくくしている現実に気づくべきだと思います。
FSC_8417 posted by (C)ヒゲジジイ
ヒゲジジイのお返事メール:ブログへのご協力ありがとうございます。
先生の提示される疾病観、大いに一理あるところで、病に悩む自身の生活態度や習慣についても反省しながら、漢方治療に打ち込む人達は、かなり困難な状態でも根気よく頑張り抜く傾向が強いように思われます。
> 病気を敵視しそんな病気を他の責任として
という件については、しばしば「渡り鳥」さん達に見受けられる傾向が強いように思われます。
腰が据わらず、多少の効果が見えても持久できずに焦り過ぎる。
しばしば漢方薬の配合に余計な口出しをされるケースも多く、それではお好きにやって下さいよ、とこちらから匙を投げたくなったこともしばしば。
ところが、その心配は無用で、多くは渡り鳥さんたちらしく、いつの間にか半年もしないうちに消え去って行かれます(苦笑。
FSC_8086 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:渡り鳥
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