思いこみや生理的なものではありません。以前、胃の調子が悪く胃カメラを飲んだことがありますが問題なしとのこと。気になって耳鼻科にも行ったことがありますが、病気ではない言われました。
私は体力もあるほうだし、毎年ある健康診断もすべて正常値です。ただ
いつもだるく、体が熱く微熱があるような感覚です。(体温を測ると平熱ですが。)
胃に時々痛みを感じることがあり、口の中が常に不快で喉が乾燥していて違和感があり、イガイガすることも多いです。
舌に地図上の苔が付いていて時々炎症をおこして舌の先がひりひりします。近頃は寝る前になると手のひらと足の裏が火照ります。吹き出物もできやすく、なかなか治りません。
最近、漢方で「胃熱」や「胃火」という言葉を知りました。症状を読んでいるとこれにあてはまるような気がするのですが・・・・。色々な漢方薬もあるようですが、自分で判断するのは危険だと思いますし、病院に検査に行く必要があるのだろうかといった疑問もあります。
そちらに一度足を運んでみようかとも思いましたが、なかなか勇気が出ません。
なにかお返事をいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
お返事メール:拝復
実際に感じられる消化器系統の不調(様々な自覚症状)からしても、たしかに思い込みではないようですね。
本当に内臓系統のトラブルが付随している場合は、口臭の原因はそれらに帰することが多いものですので、体質に合った適切な漢方処方を適宜組み合わせて連用し、微調整を繰り返しながら対処すれば、解決できる問題のようです。
要するに、消化器系の問題点を漢方薬を用いて治してしまうということです。
但し、その前に大きな前提条件があります。これまで受けられた病院での諸検査にまだ納得がいっておられないようでしたら、納得が行くまで病院での諸検査を受けてからのことです。
文面を拝見する限りでは、まだ西洋医学でやり残しているいう思いがあるように感じられますので、それからのことになりますよ。
ところで、現実に当方に現在、やや類似した悩みで通われている方がおられます。(実際に通っておられる人のことは詳しくは書くわけにはいきませんので、ややぼかして書きますが・・)
その人は、すでに病院での診断や治療を数年行って治らなかったという経験を経て後、意を決して来られただけに、(それほど大した症状でもないのですが)、真剣な態度と、冷静沈着な決意、およびご自身の意思表示を鮮明に打ち出されておられ、自費の漢方はほどほど経費がかかるのを覚悟して来られただけに、とてもスムーズにピンとも合い、順調な経過を辿りつつあるという人がおられます。
このように、実際に当方に漢方を求めて来られる人の多くが、所期の目的をほどほど達することができるのも、たとえ軽症であっても、ご自身の悩み(病気)を何とかしてでも漢方薬で治したいという情熱があるからです。(また、当方もそのような熱意のある人しか受け入れない方針を貫いてもいますが・・・・)。
たとえば、昨日、ちょうど午後の遠方の人の為の荷造り等に追われている最中に、いかにも真剣そうな面持ちの男性が突然来訪し、病院では治らない●●病の漢方薬を求めて来られた方に、よく話を伺って、薬の組み合わせを提示した時点で、計算すれば月額1万円を越えることに驚愕された風で、ほうほうのテイで退散されたのには、こちらの方が久しぶりに大いに驚愕(笑)してしまいました。
自費の漢方というのは、月額に換算すればその程度は安いほうかもしれないのに、このレベルで驚かれたのでは、まったく仕事にならない。
逆に言えば、まだ西洋医学治療を経ておらずに、いきなり自費の漢方薬を求めるのは経費面で、驚かれることが多いもののようです。
当方のような純粋な漢方専門薬局では、どうしても一般の西洋医学治療や保険漢方もやり尽くしたがダメだったから、止むを得ず自費の漢方に頼らざるを得ないという事情に追い込まれ(?)るという条件が整ってからでないと、なかなか続かないし、及び腰になりやすいのではないでしょうか?
ぶっちゃけて言いまして、利用される人もアドバイスする当方も、真剣に手間隙かけて苦労すればするほど、多くの場合、大きな力を発揮できるものですが、もしも及び腰や、迷いつつ、という段階で来られたり相談をもちかけられても、却ってヒゲ爺のようなトウヘンボクは、こちらの方が及び腰になり敬遠してしまうばかりなのですよ。
頓首
村田漢方堂薬局 ヒゲ爺
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