当時は気骨のある編集長がいて、自社の商売上の不利益を承知で思う存分書かせてくれていたことが、今振り返ってみると不思議なくらいである。
その念を深く抱くようになったのも、編集者の交代によって歴然として来た。ウツワの違いであろうか。
しかしながら、強烈な愛国心あるが故に頑張った拙論も、執筆当時は大きな議論が沸き起こった割には、平成18年になっても何の変化もなかった。
いや逆方向の変化だけが目立った。
結局、漢方医学理論として世界に誇れるような教科書は生まれず、相変わらず方証相対論だけの世界ならまだしも、エビデンス漢方なるものが主流になりつつある。
中医学理論の導入どころではない様子。
どうせ、コチトラ先が見えているから、すくなくとも過去の拙論の一部だけでも公開して、一般の人にも目に触れてもらうべしと作ったサイトやブログ類であったが、途中で寄り道して某大手検索エンジンさんが、
というトンデモナイ分類をされているのに、直接メールを送って訂正を求めてみたり、どうせ蟷螂の斧とは分かっていても、理不尽なことや理屈に合わないことには黙っておれない。
見ると気分が悪くなるから、その検索エンジンさんにはなるべく訪問しないようにしている。
こういうことをブログに書くのは損だと分かっていても、こんな本音でも書いておかないとブログが続かない。
お問合せメールの内容は、公開できるものばかりではないのでしてね。
それよりもヒキダシの中から、トンデモナイお手紙類がまたまた沢山出てきましてね。
中には既に故人となられた京都大学医学部出身の当時は中医学派の最高峰の張瓏英先生から何度も頂いたお励ましのお手紙が何通もあり、それがすべて名文の数々。
今後の日本漢方の行く末の問題について、拙論の、
に対する長文の激励のお手紙なんですよ。本当にすばらしい名文だけに、宝物ですよ。
そのような貴重なお手紙は現在も大活躍されている高名な先生方のものもかなりある。
当時から、決して独り相撲ではなく、高名な先生方から激励のお手紙をたくさん頂いている。応援団は意外に多かったんですよ。
でも、この日本では漢方革命は起こりませんでしたね。
同じ長州人のヒゲ薬剤師だが、漢方界の高杉晋作にはなれなかった・・・ムムッ
(そりゃ〜〜分かってますよっ、医師ではなく薬剤師であることがかなりマイナス要因となってたことくらいはね。でも不思議と応援団は医師ばかりだった)
別に学歴コンプレックスがあるわけじゃないけど、ついでに言えば、東京大学医学部出身の某大学医学部教授から熱烈なファンレター?を頂いたり、その他にも激励を頂いた先生方の学歴を羅列したら、ソリャ〜〜錚々たるメンバーですよ(笑)
拙論の一部は、漢方薬専門の論文集が目次としてサイト内のものばかりでなく、ブログ類に掲載したものも含めてリンクしていますよ。
特に最近、立て続けに新しく投入したものの中心は、
ですよ。一度訪問してみてやって下さい。
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