漢方薬は中医学と日本漢方を合体した「中医漢方薬学」の漢方専門薬局
これにも他のブログやサイトにはない、比較的ユニークな拙論を掲載している。
といっても、過去の古証文を出してきて「寄せては返す波の音」的ではありますが、
中医漢方薬学に目覚めるまで (原題「中医漢方薬学」1989年月刊『和漢薬』誌5月号巻 通刊432号 巻頭論文)
などは、日本漢方と中医学のレベルの違いや、「中医漢方薬学」の必然性など、ここまでたどり着くまでの辛酸を舐め続けた年月を記している。
といっても、すべて大昔(20年近い前の出来事)の話。
中医学と漢方医学 (1989年月刊『和漢薬』誌1月号 通刊428号 巻頭論文)や、日本漢方の将来「中医漢方薬学」の提唱、サラにはこれからの「中医漢方薬学」など、そのほかにも当時の関連した多くの拙論と共に、発表当時は喧々諤々の議論を巻き起こしたのだが、あれから二十年近く経っても、何の変化も起こらなかった。
相変わらず日本漢方では系統だった漢方医学理論というものがほとんど形成されないまま、方剤単位のパターン認識のレベルに留まっているように思えてならないのであった。
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