シジュウガラ posted by (C)ヒゲジジイ
タイトルの問題について参考になる文献が文藝春秋3月号に、近藤誠氏が書いているので読んで欲しいと切り抜いた記事を持参された。
既に一年半近く当方の漢方薬類を免疫力アップの目的で本腰を入れて利用されている。(ある理由から当初は何度もお断りした経緯もあった。)
初めて来られた当時は、原発の固形癌(虫垂癌)の手術後に発した転移巣が複数あり、腹水なども伴って全身状態があまり芳しくなかった。
主治医から極めて厳しい宣告を受けておられた人だが、その後、転移巣の多くが消失したかに見えた時期がしばらく続いた。
ところが、しばらく前に一部に転移巣が再度出現し、医師の奨めによって抗癌剤治療を受けたが、抗癌剤の効果は一向に見えない。
しかしながら各種の本腰を入れた漢方薬類の連用のおかげか、副作用もほとんどなく、白血球も正常を保ったまま、各部の転移癌による自覚症状こそまったくない。
このような折に、上記の近藤誠氏の記事を読まれ、医師の奨めるまま、あらたな抗癌剤治療を続けてもよいものだろうか、という疑問が生じたといわれる。
一年半前の医師の宣告とは裏腹に、その頃とは別人のように健康体そのものの状態であれば、近藤誠氏の理論によれば、抗癌剤治療は却って寿命を縮める可能性が出て来ることになる。
過去、漢方薬類を常用されて以後、とても状態がよくなっているからといって、医師の奨めにしたがって強い抗癌剤治療を行なったために、明らかにそれがアダになった転移癌患者さん達に数知れず遭遇している。
近藤誠氏が「寄せては返す波の音」のように繰り返し発言されている内容は、尤もな事だと思われてならない。
IMGP7208 posted by (C)ヒゲジジイ
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