2006年05月17日

『アトピー性皮膚炎の漢方治療』を読んで

 今回のタイトルは、ちょうど10年前の1996年9月号の『中医臨床』誌に掲載されたヒゲ薬剤師による拙文である。
 アトピー性皮膚炎の漢方治療の目次にあるように、ヒゲ薬剤師自身も参加した専門書ではあるが、当時、編集長に依頼され、読後感を書くことになった。
 内容としては、アトピー性皮膚炎のことよりも、『患者よ、がんと闘うな』などの諸著作によって当時かなり物議を醸した近藤誠氏のことを中心に書いている。
 これには一つ理由があって、ヒゲ薬剤師自身が足に悪性黒色腫(メラノーマ)を疑われるホクロの異変を認め、どの病院で諸検査を行うべきか悩んでいた頃であったという極めて個人的な苦悩の影響もあったようである。
 結局は試験切除によって病理検査の結果はまったくのシロだったものの、外見上の疑わしさから、試験切除前に患部の画像を何枚も撮影されたことで、ますます悪性であることを確信したり・・・・・という裏にはこんな事情の隠された拙論であった。
 長い前置きはこのくらいにして、当時の拙文を以下に全文掲載する。
 後日(6月25日に、アトピー漢方専門サイト
漢方薬によるアトピー性皮膚炎治療薬研究論説集
 を開設したので、そちらに移動した。以下をクリックされたしひらめき

『アトピー性皮膚炎の漢方治療』を読んで

posted by ヒゲジジイ at 22:15| 山口 ☔| 漢方薬や中医学の学習方法および懐かしい拙論 | 更新情報をチェックする