我が家の畑のジョウビタキ(メス) posted by (C)ヒゲジジイ
たまに市街地に出ると、あの喧騒と人通りの多さにめまいがする。
37年前の開局からしばらくは、親切な先輩同業者や知り合いの不動産業者などが、町中に出ないとやって行けないだろうと、本当に親身になって心配してくれた。
薬剤師免許が余っているのだからと、アルバイト先を見つけて紹介してくれたり、立地のよい土地を見つけてくれたり・・・本当に皆さんの親切は身に染みている。
ところが頑固者で当時はヒゲがなかったヒゲジジイではあるが、内心はやや迷いつつもアルバイトはおろか、あらゆるすべてのご親切をノーサンキュウとお断りしていて本当によかったと思う。
あの人通りと喧騒の街中で開業していたら、繊細でデリケートな精神は尋常ではおれなかったことだろう。
しゃべる声の大きさとは裏腹に、静寂を好み、動物は愛しても人間はあまり好きではない(苦笑。
あの目もくらむような人通りがあれば、しばしば「ちょっとお訊ねですが」のお気軽な通り客が物見由山に入って来られ、お断りするのに疲労困憊の毎日だったことだろう。
ここは本州の端もハシ、やや辺鄙で閑静な住宅街。
数十歩も歩けば小さな我が家の畑の木々があり、メジロやヒヨドリやシロハラが常住する。しばしばウグイスやジョウビタキ、シジュウガラなどがやって来る。
お隣さんの畑に逃げ込んだシロハラ posted by (C)ヒゲジジイ
【関連する記事】
- 持つべきでない友人と、持たないよりは持った方がよいかもしれない友人は(笑
- いまさらながら、強く実感する初版本の問題
- まったく興醒めするお話し
- 令和4年、2022年を迎えて
- ときどき頭によぎる『Ranaway』の曲と歌
- 早く行こう あの娘(こ)の住んでる 東京へ
- 嗅覚過敏になってもおかしくない時代
- ブログには迂闊に書けない特殊な漢方製剤も意外に多い
- コロナのせいで
- マスクの効用
- コロナのお陰で、新規相談を受け入れなくなってよかったこと
- 地獄の黙示録
- コロナ時代の外出自粛で、長いなが〜い、おうち時間の楽しみ方
- 原則破りは危険がいっぱい!
- 無症状の新型コロナウイル感染者が異常に多い
- 賭けマージャンで逮捕者続出とならないのは、なぜ?
- 女性たちの反逆が加速する時代、それもやむを得ないだろう
- プロ野球が嫌いなもう一つの理由
- ネット社会にどっぷり浸かり続けた15年間の、取り返しのつかない空しさ
- 人類がようやくまともな科学的思考に目覚めたのは、たかだか150年くらいのものだか..