例年に無く子供さんも三名おられた!
いつもなら子供さんはお断りするところだが、意外に親御さんが熱心で、アドバイス通りに実行されることをお約束されたから、大丈夫かな、変なところでガンコを張らないかなと、やや心配しないでもなかったが、素直に実行されたお陰か、今のところ皆さんとても成績が良いのでホッとしている。
完全に中西医結合あるいは中西医合作的な方法ではあるが、これまでにも相当な実績がある。
この方法を開発して以後、いまだに無効例はゼロなのだが、一例だけ、これまでヨソで無効だった漢方処方「白虎加人参湯」を中止してくれないために、愛想をつかして元の医院に戻るよう説得して、途中から当方の漢方薬をお出しするのを断念したことがある。
次のような内容である。
他の漢方薬の服用を止めてくれない為に途中からお断りした事例
実際にこういうこともあるのだから、余計な配合が加わると、当方では想定外のことだから、手を引かざるを得ないことになる。
結局は、当方を信頼してないということであり、これまで服用し続けて無効だった漢方薬を隠れて併用されていたのでは、こちらは綿密な計算が大狂いとなってしまう。
実際には次のようなことも珍しくないのだから。
アトピー性皮膚炎患者に川芎と当帰の過剰投与によって悪化
本当の漢方のプロだったら、配合内容をみて直ぐに配合法則に反することなどを見抜いてしまえるということだ。
といっても、常にごく少数の人で、ピントを合わせるのに難航することがあるのは止むを得ないかもしれないが、そんな場合は、お互いに根気と努力と気合で頑張るしかない。
といっても今のところ中西医結合的な発想による、
村田漢方中西医結合論━特殊性と共通性の合体
によって、とりわけアトピー性皮膚炎などのI型アレルギーには、上記のおガンコさん以外は例外なく比較的良好な結果が得られている。
但し、上記の皆さんにもよく言っているように、それぞれの配合比率というものが、今後に大きな違いが出てくるので、最初の当方からの注意をよく思い出して欲しい。
一つ一つはなんでもないもの使用しているようでも、配合内容や配合比率によっては、石ころにもなれば宝石にもなる(ちょっと変なタトエだが)ということなんですよ。
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