2010年07月27日

月経前緊張症(PMS)および美容的な悩み

朝、ゴミだしの帰り(笑
朝、ゴミだしの帰り(笑 posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30〜39歳の女性
簡単なご住所 : 九州地方
お問い合わせ内容 : 月経前緊張症(PMS)、下半身の脂肪過多で悩んでいます。

 主な症状は生理前は全身が脂っぽくなり自分が汚い存在に思えたり、人の言葉に敏感になったり、落ち込み(涙が出る)、ヤル気の低下、無気力、イライラ、ミスや勘違いが増える。全体的な浮腫(特に下半身)、過食などです。

 上半身に比べ下半身が異常に脂肪がついています。その他には、慢性的な膀胱炎と皮膚の痒みに悩んでいます。体温は通常、36度いかず低体温です。生理が始まると少しスッキリとしますが、2週間、月の半分が私にとって辛い日となっています。
 日ごろから、時より人と話すのが怖くなったり、気を遣いすぎ、無気力になってしまう傾向もあります。

 若甦という漢方?を人から頂いて飲むと、前向きになる気がして、ここ一番な時は飲んでいます。根本的な解決にはなっていないような気がしてます。

 何か良いアドバイスなどありましたら、よろしくお願いします。

IMGP3774
IMGP3774 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:たいしたアドバイスはできないと思います。

 それだけの症状でお悩みの場合、漢方薬を利用されるにしても、きっと複雑な配合を必要とし、しっかりピントが合うまでにはしばらくの期間を要し、経費的にも一定の出費を余儀なくされます。

 気合を入れて病気を治そうという、みずからの信念および根気と一定の出費の覚悟。

 当然、このようなメールだけで解決できる問題ではないので、地元で漢方薬局に行かれるにしても、しばらくは10日毎くらいのペースで通い詰める必要があります。

 それだけの症状を解決するには、漢方薬をされるにしても相当な覚悟と忍耐が必要ですよ、というアドバイスが関の山です。

 但し、重大な疾患があるわけでもなく、不定愁訴的な問題や美容的な問題の複合のようですので、過去の経験に基づく一般論から言えば、なかなかそこまでの治療意欲と根気はは湧かないであろうと推察します。

 以上、こちらは漢方専門薬局ですので、上記のような漢方的なアドバイスしかできません。悪しからず御了承下さいませ。


編集後記:月経前緊張症(PMS)については、漢方の得意分野であるから本気で取り組めば、多くの場合、スムーズに改善される。

 これに付随した性格的な問題まで芋蔓式に連鎖して(美容的な問題以外は)容易に解決する可能性も高いが、ピントの合った漢方薬の配合をしばらく根気よく続けて継続服用することは必須である。

 このことをお返事メールに書かなかった理由は、一定の経費と根気を必要とする漢方薬を強く奨めることには躊躇したからである。

朝、ゴミだしの帰り(笑
朝、ゴミだしの帰り(笑 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 20:28| 山口 ☁| 更年期障害・自律神経失調症や不定愁訴症候群 | 更新情報をチェックする