2010年07月22日

早速やってきたモノマネ野郎からの誹謗中傷メール

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DSC_5542 posted by (C)ヒゲジジイ

お名前 : 方術家
ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40〜49歳
簡単なご住所 : 愛知県
具体的な御職業 : 薬剤師
男性ですか女性ですか? : 漢
誹謗中傷メールの全文 : おたくの発言は支離滅裂。卜菴先生の教えが理解できなかったらしいね。古方を一から勉強し直した方が良いよ。


編集後記: 付和雷同のモノマネ野郎はともかく、尊敬すべき卜菴先生著「新古方薬嚢」に記載される乾姜(カンキョウ)や白朮(ビャクジュツ)などの選品には、まったく賛同出来ない。

 たとえば白朮(ビャクジュツ)の選品についての記載は
 古立蒼朮を上品となす。併し和の品物にても・・・
と、しょっぱなから首を傾げたくなる記載が見られる。


 ともあれ、古方、コホウ、と古方の研究以外になすことを知らない連中の精神の怠慢は、現代社会ではもはや通用しない。

 つまり、日本の漢方界では漢方医学の研究は傷寒論にはじまって傷寒論に終わるという神話がいつの間にか形成されているが、古典の重要性を忘れて現代中医学の入門書に魅かれる若い人達を説得するのはある意味では正当といえなくもないが、中医学はいっさいまかりならぬというに到っては病的というほかはない。

 この種の病的反応は日本国内の漢方界にはまだまだ蔓延しており、中医学へのアレルギーは、傷寒論・金匱要略という古典崇拝の看板に隠れて難病に適した配合方剤の研究をはなから放棄した精神の怠慢を暴露していることに他ならないのである。


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