2010年01月25日

葛根湯証から始まる風邪や新型インフルエンザに遭遇する機会が続く

ハイイロチュウヒ(メス)
ハイイロチュウヒ(メス) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、村田漢方堂薬局では風邪やインフルエンザの御相談に、従来とはやや異なった事例が続いている。
 常連さんやお馴染みさんの中にも、初発から葛根湯証が顕著にあらわれるケースが続いて、いささか驚いている。

 愚妻などは初発に葛根湯証に続いて麻黄湯証から最後にカッコウショウキサン証を呈したほどだ。(半日で治癒っ!)

 近年、極めて珍しい事態で、いずれの人達も、いつもは初発から天津感冒片(銀翹散製剤)と板藍茶の併用で短期間で治っていた人達である。

 ウイルスの種類によっては、この温暖化の時代にあっても傷寒論的な葛根湯証から始まるケースがあるということであろう。

 つまりは傷寒からはじまるタイプの風邪や新型インフルエンザが山口県や九州(九州の人の御相談も多い)で流行っている証拠かもしれない。

 但し、いずれの人達も、程度の差はあれ、咽喉腫痛や咽喉の違和感を訴えていたので、少量の天津感冒片と板藍茶は初発から併用である。

 これだから、常に正確な弁証論治を忘れてはならないのだ。

参考文献:漢方薬による風邪・流感(インフルエンザ)の治療法私案

ツグミのいる風景
ツグミのいる風景 posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:葛根湯 弁証論治
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posted by ヒゲジジイ at 20:58| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする