2006年02月24日

不安神経症に対する漢方薬の御相談

お問い合わせ内容 : 平成11年4月から不安神経症(動悸と不安感)を患い1年半の断薬期はありましたが昨年4月腰部脊柱管狭窄症の発症と前後して再発しました。

現在コンスタン0.4を1日1~2錠と香蘇散で凌いでおりますが中途(2時から4時ぐらい)・早朝覚醒、それも動悸と寒気によって起こり起床時まで何回となく繰り返します。朝食後は何故か欝状態で食後に服薬しても10時ごろまで何をする気もおこりません。

友人は桂枝加竜骨牡蠣湯か加味帰脾湯にしたら効果が出ると助言してくれますが専門家でもないので躊躇しております。

ご教示いただければさいわいです。


お返事メール:拝復

漢方薬を選ぶのは、必ず専門家にアドバイスを受けながら使用すべきです。

お近くの漢方専門薬局などに直接行かれて、体質と症状に合った方剤のアドバイスを受けながら使用すべきです。

一度や二度で、ピントの合った漢方薬が見つからなくとも、じっくりと御相談しながら、10日毎くらいに経過を見て、適切な漢方薬を見つけてもらうのが一番の早道です。

漢方薬の選択をご自身の研究やご友人のアドバイスなどでも、まれには適切な方剤が見つかる場合もあるでしょうが、その確率は10分の1くらいのものです。

病状や体質が複雑な場合は、単純な方剤では無理なこともあり、上手な配合が必要な場合も多いものです。

そうなると専門家でないと殆ど不可能です。

以上、簡単ながらお返事まで。

頓首


折り返しお礼のメール:早速のメール,お忙しい中を誠にありがとうございました。

近隣には漢方薬局はありませんので、総合病院の漢方外来でツムラかカネボウの顆粒を投与を受けるほかありません。

ブログなど体調回復(いつのことやら)した暁には見させていただきます。

村田漢方薬店主様 
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posted by ヒゲジジイ at 00:55| 山口 | 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする