ようやく終わって昼食時間にはお電話での優柔不断なお問い合わせがあり、このために食事も取れないまま。
電話でのお問い合わせというのも曲者で、時に話し相手欲しさの時間つぶしに使われるいるとしか思われない内容の場合も意外に多い。
薬局店頭に直接訪れて長時間待って下さる方もあるのに、そのような優柔不断な電話相談には、まともにつきあっておれないことも多い。
一番疲労感を覚えるのは、のらりくらりのお問い合わせ電話で、当方に適切な病院や薬局を紹介して欲しい、貴店のHPには紹介すると書いてあったではないかと言うので、当方は当惑して、そんなことが当方のHPに書いてありましたかね???と、逆に問い返して教えを請う始末。
こんな愚痴は本来なら、ブログ
漢方と漢方薬の将来のために
に書くべき内容だが、あのブログは本日は、アガリクス問題で満タンになってしまった。
アガリクスを置かない薬局として、やや変人扱いされて来たが
漢方と漢方薬の真実サイトもアガリクス問題で忙しい。
アガリクス問題
ともあれ、お電話によるお問い合わせにしても、お問い合わせフォームによるメール相談にしても、昨今、その方達の服用されている漢方薬の御相談が多く、直接お会いしたわけでもなくても、その内容によっては、どうしてそんな漢方薬を奨められて服用しているのだろう?と思われるような、ちょっと信じられないような、ほとんど誤投与に近い漢方薬が出されていたり、奨められたりしているのを見聞きすることが多いので、ちょっと気分が悪くなることが多いのだった。
日本というのは、まだまだ漢方後進国だな〜〜と思うことが多いんですよ。
おまけに、お電話で御相談をとおっしゃる方には、ややお気軽過ぎる傾向が強いのですよ。
当方ではお気軽なご相談は好みません。
余りにもお気軽る過ぎるご相談というのは、結局のところ、本当に真剣な思いで直接御来局の人達の貴重なお時間を奪っているということも御配慮願いたいものですよ。
もっとも絶句してしまったのは、トンデモナイ漢方処方を挙げられて、これを飲んで見ようと思うのですが、どう思われますか?
などと素人療法は怪我の元を地で行く話しを電話で持ち込む方も後を絶たないのだから、実に困ったものです。
見ず知らずの初めての方が、お電話だけでそうやすやすと適切な漢方処方が選べるものではありませんよ。
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