2009年10月22日

西洋医学と東洋医学の合体を目指される内科の先生からのおたより

撮影者:関東地方の内科医師

おたより:関東地方の内科医師

 こんばんは、お元気でお仕事のことと思います。

 現在福岡でアトピーの方と付き合っていると先生の言わんとすることが良くわかります。

「上焦=血熱、中焦=気の停滞、下焦=水熱」の様な印象があります。

 そして、温病論を読んで感じることは…

   傷寒論=ちくわモデル
   温病論=みみずモデル

 との違いです。

「なるほどな!」と感じます。

そう言えば…今回の福岡行きは関門海峡を飛行機から見ることが出来ませんでした。雲
が多くて駄目でした。先生のレンズの輝きを見られず、残念…。

撮影者:関東地方の内科医師

かわりと言ってはなんなんですが…
門司港から、関門海峡を挟んで、先生のいらっしゃる彦島を見に行きました。
でも、その時に見た、先生の彦島は、今の自分からは遠い存在です。

お会いするまでに、沢山勉強をしないと。。。
温病論の本の分厚さにも負けそうです…(汗

おやすみなさい。

撮影者:関東地方の内科医師


お返事メール:ブログへのご協力、ありがとうございますっ!

 医師の先生方からのおたよりをブログに掲載すると、途端にクリック数が上昇するので、些か妬けていますっ(笑。

 昨日も東海地方の内科の先生とのおたより交換を掲載した途端にクリック数が上昇して440人です。
通常なら300人前後をうろうろしているのを、やはり医師の資格は凄いものですねっ!

 なんだか破れかぶれの僻みごとを書いてしまいましたが、愚妻が来年になると夫婦揃って還暦の祝いをするのだと言って今から楽しみにしているので、とても不快な気分に陥っているからです。

 日本の堕落を嘆いて三島由紀夫氏が憤死されたのが45歳。
 その堕落した日本をしばらく見届けるつもりで、同じ45歳まで生きれれば満足と思っていた筈が・・・いつのまにか来年には大台の歳を迎えて老醜をさらすとは、・・・実に忸怩たる思いがあります(苦笑。

 ともあれ、昨今、どんなに難病でも本気で腹を据えて漢方に賭けられる人達の多くは、真剣勝負で頑張られる熱意が大きく稔ることが多いように感じています。
 「鰯の頭も信心」という言葉は、決して馬鹿したことわざではないと思う昨今です。

 もちろん「鰯の頭」というのは「ヒゲジジイの頭」のことなのですから!

 大した病気でもない人達でも、好い加減な及び腰でやって来られたケースでは、本腰の人達に比べて効果が劣り、たとえ速効が出ても長続きしないから元の木阿弥。その実例を他のブログ http://kanpo.wablog.com/241.html にも書いたばかりです。

 何をするにも根性の無い人達とは付き合えないな〜と実感する昨今です。

 同送頂いたお写真、先生のブログの間に三つとも掲載させて下さい。ブログに花を添えることができます(笑。

ムクドリ
ムクドリ posted by (C)ヒゲジジイ

おり返し頂いたメール:どうぞ、ブログにお使いになってください。

 自分の勤め先病院でもストレスは目一杯です。

 そういえば、東京もインフルエンザは激増しています。熱が出ればインフルエンザの検査ということで、かなりの確率でインフルエンザ陽性です。

 病院なので例のごとくタミフル投与ですが…投与し終わったあとに、喉が赤かったり扁桃腺が少し腫脹していたりと、東海地方の先生のご指摘の通りの状況です。
 そんなとき、漢方薬をおいてない自分の勤め先病院では感冒薬を少し追加して、休ませる以外ありませんよね。

 話は変わりますが、自分も先生がお考えになっているように、西洋医学に東洋医学を合体させたいと考えています。ただ、そのままの形では一般の人には理解が出来ないような気がしますので、両者を結びつける論理的な考えが必要だと感じます。

 それは理論数学や理論物理の考えを使った理論なのかもしれません。

 ミクロの西洋医学とマクロの東洋医学を結びつけることができたらステキですね。


編集後記:
関連文献:中医学と西洋医学━中西医結合への道━村田恭介著


ムクドリ
ムクドリ posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 22:00| 山口 ☁| 中医漢方薬学問答 | 更新情報をチェックする