2009年10月09日

昨今の風邪やインフルエンザは初期は傷寒にみえても直ぐに温病に転化するのが一般

落下中のムクドリ、どうしてっ?!
落下中のムクドリ、どうしてっ?! posted by (C)ヒゲジジイ

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年齢 : 30歳〜39歳の男性
簡単なご住所: 北海道
具体的な御職業 : 医薬品登録販売者
お問い合わせ内容 : 村田漢方堂薬局村田先生拝啓時下ますますご清祥のことと拝察申し上げます。

 いつも先生のブログ拝見しております。
 自分は去年、第1回目の登録販売者試験に合格した者で、現在ドラッグストアで働いております。

 薬剤師の方のように調剤はできないので細かく対応はできませんが、エキス錠だけでもできることは多いと思い、中医学を勉強し始めました。

 そこで村田先生にご相談したいのですが、中医学の初歩として何から学ぶべきでしょうか。今は源草社の実用中医学というものを手引書としていますが村田先生のオススメの書籍などがあればご教示頂けると幸いです。

 ご多忙のところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

スズメ
スズメ posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:これまでも同様のご質問を何度か受けています。
 つきましては、当方のブログ http://murata-kanpo.seesaa.net/ に設置しているグーグルさんの検索窓で、「中医入門」あるいは「中医学入門」を打ち込んで検索して頂くと中医学の入門書籍についてお返事した過去の記事が出て来ますので、それを御覧下さい。

トンビ
トンビ posted by (C)ヒゲジジイ

折返し頂いたメール:早速のご連絡ありがとうございました。

 過去記事より、張瓏英先生のものが良いとのことでしたので楽天ブックスで検索したところ、新編・中医学(基礎編)の在庫がありました。

 早速注文しましたが臨床中医学概論の増補改訂・改題書のようです。臨床中医学各論もありましたが先ずは基礎編をしっかり勉強しようと思います。

楽天ブックス「張瓏英」
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=2&sitem=%C4%A5%E0%FC%B1%D1

 実は、今まで先生のブログを読んでいて、風邪の時は悪感をとる目的で葛根湯や麻黄湯などを服用し、その後は銀翹系の方剤に切り替える云々のことを知り、早速自分で試してみましたら効果てき面でした。

 まだ、自信がないのでお客様にはオススメしてはいないのですが、幸いなことに自分の勤務先は漢方薬が比較的多いところでして、八ツ目製薬の銀翹錠や銀翹解毒丸、クラシエの銀翹散など温病学にもとづく方剤もあり、その他にも建林などの製品もあるので「風邪=葛根湯」などという間違った法則を少しでも多くのお客様に知って頂くよう頑張ります。

ありがとうございました。

ムクドリの季節
ムクドリの季節 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:
> 実は、今まで先生のブログを読んでいて、風邪の時は悪感を
> とる目的で葛根湯や麻黄湯などを服用し、その後は銀翹系の
> 方剤に切り替える云々のことを知り、早速自分で試してみま
> したら効果てき面でした。

 これこそ現代における寒温統一論の際立った特徴だと思います。
 現代社会における風邪やインフルエンザは、傷寒からはじまって温病に転化してしまうケースが実際の臨床では多いものと思います。

 世間では傷寒の風邪と温病の風邪と分類していますが、傷寒が温病に転化する現実を指摘する人は誰もいないようです。

 その他のケースでも、教科書中医学と臨床の現実には大きな隔たりがある場合もありますので、その点は注意が必要です。
 その点では、張先生の書籍は、臨床に即した記載が多いので実践的です。

 と言っても流石に「傷寒が温病に転化する」などとは書かれていません(苦笑。

ムクドリの季節
ムクドリの季節 posted by (C)ヒゲジジイ
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