2009年09月09日

僅か1錠でも速効の天津感冒片の自験例

トンビのボクチン
トンビのボクチン posted by (C)ヒゲジジイ

 本日は珍しく発送注文がなく、朝から2時間は訪問者も皆無。昨日までの延長戦続きから急にヒマになってタガが緩んだか?

 重いカメラを持って裏庭に出ると炎天下。ジリジリと汗をかきながら待てども鳥は来ず。軽いめまいを覚えて早々に引き返すと、お馴染みさんが来られていた。

 そのお馴染みさんとカメラの話をしている間中、咽喉からむせるような咳が出る。
 いつもにもないことで、補充の漢方薬を購入されてお馴染みさんも帰宅され、誰もいなくなった薬局で、愚妻や受付嬢や女性薬剤師に早く薬を飲めとさんざん罵られる始末。

 やけに身体が火照って汗も出る。咽喉はムズムズこそばゆく、むせるような咳が続く。
 例によって板藍茶と天津感冒片は僅か1錠をトローチ的な服用をした時点でピタリと咳がとまる。

 ちょうど遠路はるばる通って来られる二度目の新人さんが来られて漢方相談。その一時間の間、咳き込むことは一度もなかったが、なんとなく暑苦しく僅かに汗が滲み出る。

 しばらくしてお馴染みさんが続いて来られるが、昼が下がった頃にはまたぞろ咽喉が怪しくなったので二回目の天津感冒片1錠のトローチ的服用と板藍茶。

 これで完全に咳は治まったものの、ジリジリと汗ばむ熱感は続いたが、夕方6時過ぎて、少しの延長で終わった頃にはほぼ完全に温病的な風邪症状は消失していた。

 こんな安上がりな治療方法もないだろうが、全員に通用するとは限らない。
 タイミングよく早期に使用したので微量で速効を得たのであって、かなり進行した段階で真似されてもお話にならないので念のためっ!

 体質と病状によっても必要な薬用量や配合方剤は大いに異なるのだが、このような合理的で当然な理屈が理解出来ない頑迷な人や馬鹿な人は漢方相談をお断りするのが、村田漢方堂薬局の昔からの方針である(苦笑。


 蛇足ながらブログの効用か、先日来、迷惑電話を呪う記事を繰り返し書いたお陰か、昨今は仕事の邪魔をする無礼千万な電話や意味不明な問い合わせが激減している(笑。

 思い返せば迷惑電話の主(アルジ)に限って、早々にお断りすると往々にして「客に対して失礼ではないかっ!」と来る。
 どのような分際で匿名の電話の無礼者が、臆面もなく客ヅラできるのか、今もって不思議でならないっ。

トンビのボクチン
トンビのボクチン posted by (C)ヒゲジジイ