2009年04月18日

四月は気温の上昇に伴って様々な体調変化が生じやすい

 木の芽立ちともいわれる春には、潜在的な疾患が一気に芽吹くように表面に現れるようになったり、治りかけていた慢性疾患が再発気味になったりと、健康上は用心が必要な季節である。

 アトピー性皮膚炎などでは、気温の上昇に伴って熱感を伴う痒みが再発する人や、空気の乾燥に伴って落ち着いていた皮膚に乾燥感が感じられたり、実際に治りかけていた一部のアトピーの人から、軽度のぶり返しの報告を受けている。

 だから常々季節や日々の気候や体調異変に応じた臨機応変の微調整を心かけるようにアドバイスしているのである。
 熱感が伴うようであれば、必要なくなっていたはずの強力な清熱剤を復活する必要があるし、これまで必要だった去風散寒薬を必要としなくなったり、様々な微調整が必要となる人が一部に出て来るのである。

 だから、この季節に大きな微調整を必要とせずに過ごせる人は、かなり本物の治りを見せている証拠であるとも言えるのである。

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アシナガバチ posted by (C)ヒゲジジイ
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posted by ヒゲジジイ at 07:08| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする