2009年03月25日

食い意地の張った連中のお陰で仕事が尽きることが無い

 昨今の不況下でも食い意地の張った連中が減らないお陰で贅沢病が尽きることが無い。慢性疾患のかなりな部分が食い過ぎが原因となったり誘引となっているケースがとても多いからである。

 食事内容の問題や、健康食の積もりで積極的に摂っているものにも間違いだらけの認識が世間にはびこっているお陰でアトピー性皮膚炎を代表とする皮膚疾患や、そのほかのアレルギー性疾患も増え続ける。

 食の大きな間違いの例では、昨今ブームになっている生姜の過剰摂取や、昔から続くニンニク神話のお陰で、肺熱肺陰虚を引き起こしている例が後を絶たない。
  
 さいきんブームとなっている生姜の過剰摂取は、適量ということをしらないおめでたいマスコミによって先導され、それにあおられる女性達が信者となって、肺熱肺陰虚の病理現象を日本社会に蔓延させることになるだろう。ニンニクや唐辛子の二の舞である。

 それにしてもこれらの飽食病とは別に、心の病を抱えた人達も増え続けているようだが、こちらの方は昨今、気短になったヒゲジジイはもっとも不得意分野であることを自覚するに到っている。

 心の病はとてもデリケートであるから、ヒゲジジイのような野狐禅的人間には向かないものである。
 
 心の病とは似て非なる更年期障害や血の道症、真正の鬱病などは肉体的疾患の一つであるから、弁証論治が正確であれば、漢方薬の反応はかなりなものである。だから一部の例外を除いて、多少とも得意分野と言えるかも知れない。

 ところが神経症や心気症、あるいは統合失調症などは、個人的には不得手であるから、昨今、鄭重にお断りするケースがほとんどである。


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posted by ヒゲジジイ at 00:39| 山口 | 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする