ご職業 : 主婦
お問い合わせ内容 : 村田先生はじめまして、●●●在住の○○△△と申します。お忙しい所突然メール致しまして申し訳ございません。是非先生にご助言をお願い出来ればと思いまして、メールをさせていただきました。何卒宜しくお願い致します。
昨年4月に難聴(病名は低音障害型感音難聴です)になりました。症状は低音の耳鳴り、耳閉感、自分の声や周りの音が響くなどです。
地元の漢方薬局で相談をさせていただきまして、柴胡加竜骨牡蠣湯、香蘇散、温胆湯で、低音の耳鳴り、耳閉感は治まったのですが、自分の声や周りの音が響いて聞こえる症状がいっこうに治まらず、その後、柴胡加竜骨牡蠣湯、温胆湯にお薬を変えていただいたところ、3日目頃から効果が出始めまして、4、5日でほとんど気にならないほど良くなったのですが、10日もたたないうちにまた症状が出始めまして、その後良くならないままで、またこの症状にめまいも伴いまして毎日辛い日々を送っております。
昨年11月26日に村田先生がブログで書かれておられました内容と同じような状況ですが、私の場合も当てはまるのでしょうか?
今、相談させていただいております先生も困っておられる様子で、私も毎日がとても辛く、是非村田先生のご意見をお聞かせいただければと思います。
どうか宜しくお願い致します。
御返事メール:ご相談内容を拝読して、確かに昨年の11月26日に書いた「初回から速効があった漢方薬が次第に効力を失うことがあるのはなぜか???」通りの可能性が高いと思います。
もしも腎虚があれば、六味丸に柴胡と磁石を加えた耳鳴丸を加えてみるとか、様々な工夫があると思います。
それはそれとしても、柴胡加竜骨牡蛎湯と温胆湯の併用で一時的にでも効果があったということは、かなり神経質で繊細なところがあるように拝察します。もともと過敏性体質であったとするなら、焦りは禁物で、焦ることが却って病状を頑固にしてしまいます。
せっかくそこまで見つけて下さった先生ですから、最後まで信頼して様々な配合の工夫をして頂けば、遅かれ早かれ適切な併用方剤がみつかることと思います。
以上、取り急ぎお返事まで。
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