2009年01月09日

傍若無人

年齢 : 20歳〜29歳
性別 : 男性
具体的な御職業: 居酒屋経営
ご意見やご質問をどうぞ : 先生の痛快なブログ、いつも楽しく読ませて頂いております。

 私は飲食業で、漢方・中医学の村田先生とは畑違いでありますが、お客さん(先生達は患者さんですかね?)相手というのは同じで、先生がブログで良く書かれる、呆れる患者さんの話は特に共感いたします…サービス業はお客さんあってのものとは勿論ですが、それを大義名分にしているネジの抜けた方が私の店にも多数来られます…しかもお酒が入っているので強力です(笑)

 純粋にお酒や雰囲気を楽しみたいお客さんの迷惑を顧みずに傍若無人の振る舞いをする『お客さん』と、真剣に治りたい患者さんとのディスカッションの邪魔をする電話の先の『お客さん』は共通します。

 一時期はそういう『お客さん』に逐一憤慨しておりましたが、そんな方々は本当に旨いお酒や適切な漢方は一生涯お目にかかれないんだろうなぁ、と思うと、哀れみの感情すら覚えます…先生のブログで元気を頂き、今日も『お客さん』と戦います(笑)

 乱筆乱文で失礼いたしました、これからも痛快なブログを読ませて下さいませ!


御返事メール:おたよりありがとうございます。
 うっかり書き出すと(正確にはキーボードを打ち出すと)、よそ行きの顔をしようにも、どうしても本音を書いてしまいます。

 昨今は「お客さん」が強くなり過ぎて、各業界の支店長さんたちはクレーマーへの対応で身体を壊す人が続出しているという噂が流れてきます。
 だったら最初っからクレーマー予備軍を選別して、客として扱わなければよいのに、組織ともなると、そうも行かないらしいのです。

 その点、個人営業は自由が利きます。徹底したクレーマー対策で自滅しても本望です(苦笑。
 現実はその逆で、真面目な人たちばかりが集まってきます。

 また、クレーマーとは異なっても、うわっついた優柔不断な「渡り鳥」さんたちは、いつの間にか消えていきます。

 古きよき時代の日本的感性を身に着けた若い年齢層が意外に多い現実に接して、むしろこの日本を頼もしく思うことさえあります。
 しかしながら、一方では無礼な電話が毎日のようにかかって来る現実には、やっぱりこの日本はもう終わりだな〜と思わせる現実があります。

 お互いに個人営業の身であってみれば、共通するところは大変多いことと思います。

 クレーマーもどきさんお一人のために、真面目な多くの人たちに振り向けるべき貴重な時間を奪われ続けるのが最も腹立たしく思います。

 それぞれの業種特有のものがあるにせよ、嫌な客をいかに遠ざけるか、がとても重要なことのように思えてなりません。
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