2008年12月01日

滅多に来れない人の漢方相談の場合、最低連続3日は必要ですっ!

本日朝の写真撮影、鳥の名は「ジョウビタキ」

 最近の遠来者は日帰りとか、多くて一泊二日という例が続いているので消化不良気味である。
 滅多に来られない人達ばかりだから、二日連続の漢方相談だけではやや不足気味。

 日帰りコースという人も多く、それではとても不十分で、10日ごとにでも通えるのならともかく、その後はメールや電話での漢方相談というのはなかなか意思の疎通がはかりにくいケースが多い。

 せめて二泊三日くらいで三日連続の漢方相談ができれば、二日目三日目で意思の疎通がはかれ、その後の様々な可能性を想定した計画が立てられることが多いのだが・・・

 これらの点からも、二泊三日以上、最高では10日連泊された人もおられるが、それくらい集中的な漢方相談を経て意思の疎通をはかっておかなければ、その後のスムーズな微調整が行いにくい。

 この「微調整」こそ、最も重要な課題である。
 初回にアドバイスした配合内容や配合比率は暫定的なものであることが多いので、それをよく承知してもらうにも少なくとも三日連続の漢方相談機会が欲しいもの。

 地元近辺で通える範囲の人達は、皆さん10日毎に通って来られる有利さから、断然、病状の寛解速度が遠来者よりも早い傾向が、最近顕著になっているので、やはり地元有利であることに間違いない。

 但し、一部の不定愁訴症候群や自律神経失調症など、心の問題も絡むケースでは、地元も遠来者の区別なく、ケース・バイ・ケースでひどくマチマチである。

 いずれにせよ、遠来者の場合は、その後のメール力(りょく)、メールでの表現能力と返信速度が勝負となっているのは厳然たる事実である。
 メールの表現力が乏しかったり、あるいは返信速度があまりにのんびりしている場合は、その後の微調整に大きな支障を来たす。
posted by ヒゲジジイ at 21:21| 山口 ☀| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする