とてもありがたいこととはいえ、自分が漢方薬で病気が寛解できたからといって、友人や知人を強引に連れて来られる人。
連れて来られた人はいい迷惑で、こちらとてシブシブやって来られた人達と親切な漢方ファンを説得してお断りする苦労は並大抵ではない。
みずからの意思で意欲的に来られた訳でもない人達に、本気でこちらも相談に乗る意欲はぜんぜん出ない。
常連さんに限ってはヒゲジジイの性格をよく知っているので、そのような強引なことはされない。
もっと難儀するのは、お邪魔虫電話で「ちょっとお訊ねですが・・・」は迷惑電話の代表的なご挨拶。
メールによるお問い合わせでも、親切にお返事してあげても何の挨拶もないのはまだよいほうで、電話の問い合わせで頻発する客ヅラ連中と同様、顔が見えないのをよいことにピントはずれの切り返しや逆撫でメールが帰ってくるケースが多いこと。
最後に最も難儀するのは、35年間毎年まいとし、必ず常に数名、なかなか漢方薬のピントが合わずに、ない頭を振り絞って数ヶ月に亘って試行錯誤しても不思議なくらいに反応がなく、良くも悪くもならない無反応に考え過ぎて時々不眠症になること。
それがようやくピントが合い始めてホッとしたところで、また別の新たな患者さんで、しばらくは難儀しないといけないこと。
ともあれ、昨日のように比較的暇な一日でも新しい人が3名。いずれも真剣・真面目な人達ばかり。
電話やメールでシバシバ遭遇するクレーマー予備軍とは大違い。
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