話は、蒼朮と白朮は厳密に区別しなければならないという当然の話題などからはじまって傷寒・金匱時代の人参についての問題点にも話が及んだ。
たとえば白虎加人参湯中の人参は、朝鮮人参を使用されたのでは不都合なことが多く、涼性の西洋人参が使用されるべきであろうが、傷寒論時代の人参は、党参であった可能性が有力ではないかなど、話題は尽きなかった。
日本でも、このように生薬原料の問題について、よく研究されているメーカーも存在するのである。
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