ところがよりによって本日の午後に限っては連続2組。しかも遠方から泊りがけで来られている人がいる間にたて続けである。
スタッフが少ない薬局だけに大迷惑であるが、遠来者は既に一年間当方の漢方薬を利用され、来局されるのも5度目である。某疾患が7割前後は寛解しているので、もう少しの微調整の問題の段階である。
ともあれ、そのストレンジャーの一人目は受付嬢のお断りで何とかお引取り願えたが、2組目の二名が某疾患の「お話を聞きに来た」と言って執拗極まりない。
とても難航して疲労困憊の受付嬢。みるに見兼ねてヒゲジジイが「お断りして帰って貰いなさいっ!」の一言でようやく・・・である。
一方、メールの問い合わせのほうでは匿名者による「・・・・・・・・の病気に罹っているが東洋医学的な資料があったら送って欲しい」という僅か一行だけの文面で、まことにもって図々しい要求である。
しかもこれらの連中ときたらいずれも60代の男女である。本日だけで合計4名である。
この国がダメになるのは当然であろう。若い人達よりも腐っているのは(図々しさばかりが目だって)常識を弁えない中高年後半の連中ではないかっ?!
といっても午前中に初めてみえた同じ60代のご夫婦、漢方薬で病気を治そうという真剣な態度とのあまりの違いで、よけいに極端な対比現象を感じるのである。
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