天皇になる前の長くて判別に困窮するお名前ばかりで、いつ何時どの「〜のおおきみ」や「〜のみこと」が、「すめらみこと」になったとしても、その見分けが大変困難な書籍ばかりが横行している。
そこで、あらゆる手にはいるだけの古事記の本を入手したところ、すでに家にあった小学館の新編日本古典文学全集はもちろん、旧版の日本古典文学全集のそれぞれ第1巻は素晴らしくわかりやすく、記憶に留めるに困難を極める「〜のおおきみ」や「〜のみこと」の名前のあとに「何々天皇」という記載が必ず追記してくれている。
そこで過去、購入経験がなかった小型本の完訳日本の古典の第1巻を運よく1冊221円で購入出来たので4冊購入したが、これの内容は旧版の日本古典文学全集に共通した内容だが、軽量の書籍ゆえ、小回りがきいて楽だから、結局両者を就寝前にすべて読了した。
ともあれ、岩波の日本古典文学大系はおろか、新潮社日本古典集成シリーズの古事記など、まったく読むに堪えない。
わが身のルーツを知りたくなって、古事記からはじまって、平安王朝の源平武士のことから、保元・平治の乱から源平盛衰記など、我が「王臣子孫の平家」の血筋をさかのぼり、あるいは坂下り、アイデンティティを固める旅は終わりに近づいた。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒


2012年02月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:古事記