2025年02月26日

古事記を読むなら小学館

 うっかり手に取った古事記の本が、ろくでもなかった。

 天皇になる前の長くて判別に困窮するお名前ばかりで、いつ何時どの「〜のおおきみ」や「〜のみこと」が、「すめらみこと」になったとしても、その見分けが大変困難な書籍ばかりが横行している。

 そこで、あらゆる手にはいるだけの古事記の本を入手したところ、すでに家にあった小学館の新編日本古典文学全集はもちろん、旧版の日本古典文学全集のそれぞれ第1巻は素晴らしくわかりやすく、記憶に留めるに困難を極める「〜のおおきみ」や「〜のみこと」の名前のあとに「何々天皇」という記載が必ず追記してくれている。

 そこで過去、購入経験がなかった小型本の完訳日本の古典の第1巻を運よく1冊221円で購入出来たので4冊購入したが、これの内容は旧版の日本古典文学全集に共通した内容だが、軽量の書籍ゆえ、小回りがきいて楽だから、結局両者を就寝前にすべて読了した。

 ともあれ、岩波の日本古典文学大系はおろか、新潮社日本古典集成シリーズの古事記など、まったく読むに堪えない。

 わが身のルーツを知りたくなって、古事記からはじまって、平安王朝の源平武士のことから、保元・平治の乱から源平盛衰記など、我が「王臣子孫の平家」の血筋をさかのぼり、あるいは坂下り、アイデンティティを固める旅は終わりに近づいた。
応援したくないアンチの人が多いですね

2012年02月26日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:古事記
posted by ヒゲジジイ at 11:16| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2025年02月18日

常備薬として備えるべき柴葛解肌湯や竹葉石膏湯について

 ストーブで温まると気持ちよく、また面白いことに、寒い外でも一時的であれ、とても気持ちがよいという各種上気道感染症にピッタリの方剤は・・・柴葛解肌湯です。

 軽症の微熱程度であっても、高熱を発している人でも、寒気と熱感が交互と決まったわけでもないが、暖房が好きな癖に冷たい飲料水が気持ち良いという矛盾だらけ(苦笑。

 板藍茶の併用は当然のこととして、咽喉痛を伴えば、桔梗石膏を加えるもよし、金羚感冒錠の少量トローチでも効果良好。

 咳嗽を伴っていても、そのまま継続して、数日たっても乾燥咳が残る場合、麦門冬湯でよい場合もあるが、もしも黄色の乾燥した少量の痰をともなって胸から発する咳嗽であれば、板藍茶と共に竹葉石膏湯で、肺炎の移行をかなりな確率で防いでくれる。

 蛇足ながら、同時に咳嗽によって胸痛を発する場合は、小陥胸湯系列の方剤、たとえば結胸散を追加する必要があり、さらには黄色い後鼻漏をともなったり、副鼻腔炎を誘発している場合は、さらに辛夷清肺湯を追加するケースも稀ではない。

 そのような副鼻腔炎を誘発した場合は、ウイルスより以上に細菌感染に配慮して白花蛇舌草を追加するに越したことはない。

 このような利用方法で、この冬を過ごされた常連さんやお馴染みさんがおられるが、実際には柴葛解肌湯や竹葉石膏湯をともに常備されている人は少数に限られる。

 症状が出てから、ワンテンポ遅れて送付することがあるが、受け取り時点で証候が変化して、必要な方剤が異なってしまたケースもたまにある。
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2011年02月19日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2025年02月14日

いよいよ超人気の高かった第3類医薬品の在庫が完全に無くなった!

 愛用者がとても多かった胃神我述錠の在庫が皆無となった。

 この生薬製剤は、常連さん達やお馴染みさん達なら、ほとんどの人が目撃している過去、ヒゲジジイが口内でもぐもぐと、まるでお菓子を味わうように愛用している最中に遭遇されることが日常茶飯事だった!

 そのような薬局経営者の愛用品でもあったこの胃神我述錠が、半年以上品切れとなっていたが、年明け直ぐに製品が出来るという話はまったくの虚報だったらしい。

 昨日もお馴染みさんが、これで逆流性食道炎を抑えられていたのにと残念がられ、それに代わるものを要望された。

 そこで、逆流性食道炎の特許が取得された(そのきっかけは我がブログの内容による)オルスビー錠なら、実際には5割の打率かもしれないが、その他の胃症状には抜群の効果があるので、それをお送りすることになった。

 蛇足ながら、その電話のついで、村田漢方堂薬局を紹介したい癌患者さんが多いのだがと盛んに残念がられるが、以前から無暗な紹介はトラブルのもとだからと、以前から強くお断りしていた。

 というのも、当時、ご主人が大腸がんの転移があっても、病院治療に加えて、当方の漢方を飲み続けて、ほぼ根治となって10年以上が経過し、いまだに再発予防のおつもりで、少数の漢方を細々と続けておられるから、ご家族が救われたという思いで、いまだに人を紹介されたがられるのである。
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2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:胃神我述錠
posted by ヒゲジジイ at 08:19| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする