それでなくとも、常用する他薬の中には甘草を多く含むものもあるので、これ以上、毎日のように芍薬甘草湯ばかりに頼るのは問題だから、中医学的にはかなり真逆な方剤、五苓散の利用を思い立ったが、それが大成功!
五苓散を利用する発想は、水分代謝をスムーズに調整して、水湿が偏在するのを防ぎ、過剰に偏在する個所を常態に改善し、その余剰だった水湿が枯渇気味の部分に補填する作用を発揮するだろうと、実際に使ってみたら、大成功!
なるべく1日3回、煎じ薬と同じ濃度の五苓散料エキスを常用するようになって、就寝前の芍薬甘草湯を中止し、ときに頓服的には利用しているが、最もひどく痙攣していた左下肢の外側の筋の引き攣りが滅多に起こらなくなった!
その代わりに両足の指先が、ちょっとした弾みに軽く引き攣りが生じることがあっても、すぐに解消する。
このようなことが他の人にも通用するかどうかはとても微妙だが、芍薬甘草湯で効果が薄れるケースで、しかも上記の発想がフィットするケースでは、真逆の五苓散が却って効果的かもしれない。
応援したくないアンチの人が多いですね⇒


2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母