2024年03月30日

頭の切り替えに苦労した耄碌ジジイの3月の最終営業日

 毎月、月末は皆が忙しいのか、最終日は決まってヒマな1日となり勝ち。

 しかも本日は土曜日とて半ドンで、珍しく発送依頼も皆無。

 そこで気分は半分休日シフト。

 ヒマにまかせて、古典書籍(といっても『方丈記』)の世界にどっぷりと漬かっている最中のことだった。

 あらためてじっくりと再読する『方丈記』の中の「地震」を、当時は「なゐ」と発音し、読んでいたことに感心するやら驚くやら。

 しかも当時の悲惨な社会状況の世界にどっぷりと漬かっている最中に、突然、感染症の予防兼治療関連の漢方一式を補充購入に来られたお馴染みさん。

 ちょうど女性薬剤師は用足しに別棟に移動している最中だったので、レジ打ちに苦労すること甚だしい。

 それぞれの販売価格を思い出すのに苦労して、みじめな耄碌ジジイの哀れな姿をたっぷりと晒してしまった!

 それでも嬉しい報告もあった。

 ご親戚の肝臓癌患者さんのその後は、一時は影が濃くなりかかっていたものが、昨今またまた影が薄くなっているので、西洋医学治療はせず、さらに様子見を続けることになっているとのご報告。

 この様子見のままが1年以上も続くのは、我が薬局の「伝家の宝刀3点セット」を主体にした漢方薬類が明らかに有効に作用している証拠だろう。

 ついでに言えば、昨日補充購入に来られた前立腺癌ステージ4の男性も、腫瘍マーカーがほとんどゼロに下がったまま、自覚症状も皆無で食欲・体力ともに万全とのこと。
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2011年3月30日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2024年03月28日

ときには標準治療の抗癌剤が寿命を縮めるかもしれない

 経済評論家の森永卓郎さんが、最初はステージ4の膵臓癌といわれていたが、実際には末期の不明癌ということが判明したという。

 まったく無症状で自覚的には何の問題もなかった時期に、たまたま検診で発覚したものだといわれる。

 ご本人に何の異常も感じない自覚症状が皆無の段階で、ステージ4の膵臓癌と宣告され、さっそく始まった抗癌剤治療が、まったくアダとなり、激しい副作用のオンパレード。

 危うく抗癌剤で命を亡くすところだったようだが、少なくともかなり寿命を縮めたのではないかと思われる。

 こんなことなら、無治療で放置しておいたほうが、かなり長期間元気で過ごせていたかもしれない。

 現在は自費で超高額な「免疫療法」を受けられているというが、手前みそながら、根治は望めないなら、我が薬局の「伝家の宝刀3点セット」を服用されれば、もっと元気を回復して、少しは寿命を延ばせるのではないかと思ってしまう。

 親子で経済評論家で名を上げ、これからますますご活躍を期待されながら、世の中良いことはいつまでも続かない仕組みは、この世のほぼ確実な掟(おきて)となっているとしか思えない。

 蛇足ながら、ここで思い出すのが、いつまでも通訳を必要とする大谷選手も、まさに絶頂期を迎えていた時に、急転直下。

 海外で活躍するサッカー選手達と違って、何年経っても現地語(彼の場合は英語)が自由に話せないことが悲劇を招いたとしか思えない。
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2012年3月28日の茶トラのボクチン7歳半 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:抗癌剤

2024年03月26日

「フランスの聖母」から我が誕生日祝いのメール、に対する絶望的なお返事

どうしてどうしてっ!

 冥土の旅の一里塚である誕生日を、老齢の進行という、いよいよ絶望的な記念日が、若いころと違って、間違っても嬉しいはずがありません(涙。

 フランスで出現したルルドの聖母と思いきや、〇〇〇さんもかの聖母のような嬉しいお便りであって欲しいものです(苦笑。

 それにしても各年代で様々な異なった場所に出現される聖母マリアさんの奇跡あるいは奇蹟の数々は、間違いなく彼岸が存在するアカシに違いありませんね。

 とはいえ、日本の観音さんと違って聖母マリアさんは、もっぱら慈愛溢れる、というばかりではなく、時にはやや戦闘的なお励まし、もおありであることに、竹本忠雄氏の著書でも、些か驚かれていますね。

 さいきん、竹本忠雄著『未知よりの薔薇 全八巻』を読了するにあたって、過去、マルロー氏との関係で、フランスと日本は精神世界でも深く通じることろがあったことに驚いています。

 まずはともあれ、悲しい誕生日なれど、おたよりありがとうございました。

 このメール、お名前を伏せて、そのままブログに貼り付けようかと企んでいます。
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2011年3月26日の茶トラのボクチン(6歳<半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:聖母 聖母マリア

2024年03月24日

「哲学の煙」は本人はともかく副流煙を被る人には最悪!

 我が薬局の女性薬剤師は、長年後鼻漏と折々の咳嗽に悩まされ、常に辛夷清肺湯と天津感冒片(先年製造廃止)の常用を必要とすること多年。

 原因は明らかに男性薬剤師が家庭内でも「哲学の煙」を嗜むからであった。

 ところが10年以上も前だったか、一念発起して、家庭内では吸わないことにして、必ず裏庭に出て、空の下で嗜むことにしたところ、ほどなくして後鼻漏がなくなり、めったに咳が出ることもなくなった。

 といっても、外で吸った後に、しっかり肺の空気を吐き出すことを怠って家に戻ると、呼吸から漏れる僅かな煙の残りが影響して、咳き込むことがたまにある程度となっている。

 少なくともここ10年以上は、まったく辛夷清肺湯を必要としなくなっている!

 ひるがえって、前回のブログで取り上げた前期高齢者の常連さんは、ご主人がいまだに家庭内で換気扇もしないまま、プカプカ煙をバラまき続ける日々。

 それが原因で、黄色の後鼻漏や慢性気管支炎で、折々に咳き込んで、胸が痛くなる小陥胸湯証が固定的であり、しばしば辛夷清肺湯や竹葉石膏湯なども一時的に必要とする日々を送られていた。

 それゆえ、今回のように柴葛解肌湯を必要とする急性熱性感染症に罹患したものの、いったんはそれで治りかけても、急性副鼻腔炎と急性気管支炎を同時に惹起して高熱を発したものと思われる。

 とはいえ、新型コロナが目立って流行っている地区だけに、これに感染した可能性大であるが・・・。

 さいわい先の配合で、半日で平熱となり、1週間でほぼ気管支炎も治まったので幸いだったが、彼女のご主人が、我が薬局の男性薬剤師のように「哲学の煙」を戸外で嗜む習慣を身に着けない限り、今後も一生涯、この常連さんの女性を苦しめることになるだろう。

 たとえ嗜む本人には有益でも、副流煙を被る身近な人達には、多かれ少なかれ害毒となることは想像以上にひどいものである。
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2011年3月24日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 16:10| 山口 ☔| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2024年03月22日

昨今でも新型コロナ感染により肺炎で死亡する人が・・・

 2024年03月12日 新型コロナが九州の某県では大流行中! の続報。

 11日に、前期高齢者の常連さんの女性が、柴葛解肌湯証を呈して服用後、12日の報告では、昨日1日4回の服用でほとんど快癒しつつあるとのことだったが、午後になると急に38度6分の発熱をみて、気管支炎症状が激しく、胸苦しさと気怠さに食欲不振。

 近隣でもコロナから肺炎になって死亡された人がおられるので、心配されるのも御尤もである。

このような急変症状の報告が13日の朝あったので、急遽、辛夷清肺湯・竹葉石膏湯・小陥胸湯加減製剤+地竜+白花蛇舌草+板藍茶+金羚感冒錠少量トローチなど多種類の併用に切り替えてもらったところ、翌日の14日には一気に平熱となり、気管支の症状も急速に改善したものの、もともと気管支が弱く、慢性的な軽度の副鼻腔炎が潜在している人なので、しばらくこのまま続けるようにアドバイスしていた。

 このような超即効には、いたく感動されていた。

 それから1週間、本日は問題の胸部のみならずあらゆる部分の熱感が引いて、むしろやや冷えるくらいで、もとの元気な状態にほとんど回復したとの報告を得たので、継続していた辛夷清肺湯・竹葉石膏湯・小陥胸湯加減製剤はいったん完全に中止して、もともと愛用されていた柴胡桂枝乾姜湯主体に切り替えるようにアドバイス。

 というよりも、ご本人自身もそろそろ同様の切り替えをすべきだろうと予測されていた。
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2011年3月22日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:新型コロナ

2024年03月19日

自由からの逃走

 45年前頃に読んだエーリッヒ・フロム著の『自由からの逃走』が思い出される。

 当時の問題は、なぜドイツがヒットラーに熱狂したかの問題だったと思う。

 55年以上、再読することがなかったので、記憶が曖昧だとは言え、昨今こそこの書籍の内容が絶大なる価値を持つと思う。

 なぜなら、昨今世界ではプーチンをはじめ、各国で強権的な独裁者が国を支配して、暴力が横行しているからである。

 おまけにアメリカでさえ、独裁者の素質がありアリのトランプ氏が大人気で、次期大統領候補として抜きんでているからである。

 一般大衆は、真の自由を享受するのは、却って不安に陥る救いようのない動物たちということなのだろう。

 すなわち、独裁者の言いなりになっているほうが、どうしてよいか右顧左眄する不安が無くなり、それで皮肉にも大いなる「安心立命」が得られるという、なんとも情けない人類である。
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2009年3月19日の茶トラのボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:43| 山口 | とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2024年03月12日

新型コロナが九州の某県では大流行中!

 昨日の柴葛解肌湯証を呈していた人は、さきほどの報告では、昨日1日4回の服用でほとんど快癒しつつあるとのこと。

 微熱ながらやや熱感を伴う頭痛と胸痛がひどく、寒気と熱感が交互に押し寄せ、どうなることかという気分だったが、こちらの勧め通り、柴葛解肌湯+小陥胸湯加減製剤+板藍茶+金羚感冒錠少量トローチという組み合わせ。

 病院にハナから行かなかった理由は、病院の外でコロナ検査をするばかりで、陽性が出ても効果のある投薬は得られないという情報が流れているという。

 それゆえ全面的に漢方だけに頼ったわけで、近辺ではコロナが大流行しているので、ほぼ間違いなくコロナに感染していたものと思うということだった。

 コロナに限らず、インフルエンザや一般の風邪にいたるまで、金羚感冒錠やキシュ錠などの葛根湯製剤・板藍茶などとともに柴葛解肌湯も常備するようにアドバイスしても、なかなか常備する人は一部に限られる。

 もちろん、地元の西洋医学における対症療法で快癒する人達はそれで構わないものの、中には地元のクリニックなどに通って治らず、こじらせた段階でこちらに相談する頃には、激しい気管支炎となって辛夷清肺湯・竹葉石膏湯・小陥胸湯加減製剤+白花蛇舌草+板藍茶+金羚感冒錠少量トローチなど多種類の併用で、ようやく快癒したケースは数知れない。

 上記の常連さんのように、万全に常備している人達ばかりとは限らないが、こじらせた段階でも、相談が早ければ、代引きで送付する漢方薬を適切にうまく利用すれば、早急に快癒するのが通常である。
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2012年3月12日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:新型コロナ

2024年03月11日

感染症の相談(付録:3月11日の遠藤航選手の大活躍)

 本日は遠方の常連さんから、寒気と熱感が交互に来る風邪様の症状の電話相談があった。

 さいわい、柴葛解肌湯も常備されていたので、柴葛解肌湯を主体に板藍茶や少量の金羚感冒錠トローチ使用を勧めておいた。

 同じく遠方で医療関係者の一家中が胃腸型感冒に感染して、下痢ばかりが目立つというが、すでに飲んでいた五苓散で少しよくなっているというので、そのまま続けるようにアドバイス。

 それ以外は、仕入れの漢方薬類の搬入があったものの店頭もヒマ。その他にかかってくる電話は、リフォームを勧誘する怪しい電話のみ。

 月曜日というのに閑古鳥が鳴き続け、お陰で日本の歴史書を読み続けて眼精疲労が甚だしい。

 というのも、世界が注目するアーセナル対マンチェスターシティの対戦を、開店前の早朝に2時間弱、オンデマンド映像で観戦していたので、その疲労もあって、ヒマな月曜日はさいわいだった。

 それにしても、世界中では野球の大谷選手よりもはるかに!有名なサッカーの遠藤航選手の素晴らしいこと!

 しばしばあることながら、クラブでは遠藤選手をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出しているのだった!
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2012年3月11日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:風邪症状

2024年03月04日

重すぎるので取り扱いを止めようと何度思ったことか

 老人には次第に応える重さのササヘルス。

 これまで疲労回復や口内炎・消化管の粘膜保護のみならず、各種アレルギーや悪性腫瘍・糖尿病のサポートなどでも喜ばれていたとはいえ、こうも重いとウンザリする毎日だった。

 ところが、以前、軽症のアトピーの受験生たちにササヘルスを飲んでもらうと、きまって朝の目覚めがよくなり、疲れ知らずになって勉強がはかどると喜ばれていたのを、神の啓示のごとく突然思い出したのだった(苦笑。

 そこで我が薬局では127ml入ばかりが売れて、まったく人気のない20ml入りの小瓶が売れ残っていたので、何十年ぶりかで本格的に飲んでみたところ、老化による慢性疲労だとあきらめていたのが、すっきりと疲労が取れる毎日。

 1回20mlを1日3回、疲労が取れただけでなく、昨今読書の能率が落ちていたのが、以前のように熱中して読書に専念できるように回復した。

 重いササヘルスを運ぶために、繰り返す腰痛にも困っていたが、こちらの方はなんとか心龍の継続服用で、ギリギリのところで耐えている。

 体質にもよるとはいえ、ササヘルスの人気が落ちないのも、自身で体験して分かるような気がする。

 だから取り扱いを止めないことにしたのだった。

 というより、取り扱いを止めると困るだろう人達に、安易に不義理はできないですしね。
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2011年3月4日の茶トラのボクチン6歳 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ササヘルス
posted by ヒゲジジイ at 23:33| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2024年03月03日

異界との交流を経験した高名な知識人たちの苦悩

 異界あるいは霊界といってもよいが、その存在を実感する体験をした著名人で、なかでも高名な知識人といわれるような人達の葛藤は涙ぐましいほどである。

 昨今、仏文学者で文芸評論家でもある筑波大学名誉教授の竹本忠雄著『未知よりの薔薇 全8巻』の第5巻目を読み終わろうとしているところだが、ドゴール大統領の超側近だった大政治家で作家でもあったアンドレ・マルローやコレージュ・ド・フランスの初代日本学講座教授のベルナール・フランクはじめ、日本では哲学者の桜美林大学名誉教授の湯浅泰雄さんや当の竹本忠雄氏など、当時の多くの著名人が、同じ悩みを抱えていた。

 それぞれ人によって苦悩や葛藤の度合いが異なってはいたようだが、霊界との通信や交流を様々経験してより、彼岸があるのは当然なことと自信があっても、そのことについて世間に迂闊に漏らせば、どのようなことになるかを危惧するからである。

 精神・心理学領域では、意外にユング自身でさえ、そのことに大いに悩んでいたことは知る人ぞ知る。だから意外にも本音の部分は著書には判然・明白には表現されていないという。

 つまりユングは自身はあくまで科学者として通りたい一心で、実際に体験した本音の部分をすべてを語っているわけではないという。

 上記の竹本忠雄氏こそ、様々な体験者でもあるが、彼が師事した異端の禅学者・鈴木大拙さんこそ、自身の体験は語らずとも、霊界とこの世を30年近く行き来した科学者のスエーデンボルグを極めて高く評価し、スエーデンボルグを絶賛する大拙翁自身の手による著書もある。

 ということからも、少し飛躍して書きたくなるのが、昨今、NHKの紫式部が主人公の大河ドラマが人気を博しているが、当時の怨霊や降霊術など、まんざら荒唐無稽なわけではないかもしれないのですよ・・・と書けば、きっと現代社会ではまったく非科学的な話だと、どうしようもない変人扱いされるのがオチだろうネ(呵々。
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2012年3月3日の茶トラのボクチン7歳 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:異界 霊界 彼岸