2023年05月23日

「給食の完食指導」と同様、最近流行のカスハラ

 カスハラという言葉を最近になって耳にするようになって、カスタマーハラスメントという意味で、ウィキペディアによると
カスタマーハラスメントとは、暴行・脅迫・暴言・不当な要求といった、顧客による著しい迷惑行為のことである[1]。略してカスハラともいう。
 過去、我が薬局でも、稀にそのような招かれざるStrangerに遭遇することがあったが、「嫌な客には売るな!」の徹底した方針で、断固拒絶してきた。

 そういう人達に我慢し続けると、大変な時間と労力を奪われて、他の真面目な人達にしわ寄せが行ってロクなことはない。

 以下の引用は吾輩自身が20年近く前に書いた書評である。
 そもそも、故三並春夫氏は、そんな低次元の意味で「お客様は神様です」とは、言ってないぞ、というご本人のしっかりした証言がある。

 まあ、それはともかくとして、世間一般では、それ以来、お客様は「神様なんだ~~!」ということで、思い上がった連中ばかりが、世の中を闊歩するようになった。

 現実はどうなのか?

 実際、多くの業種で、お客様を神様扱いしているが、賢い企業や、個人商店の一部では、タイトルにもあるように、
 
 嫌な客には売る必要なし!

 と、社員教育しているところもあるのである。

 のぼせ上がって、クレーマーまがいの客には、売る必要なし、というわけである。

 なぜか?

 思い上がった客の、クレームにイチイチ付き合っていては、時間と人件費の浪費だから、クレーマーには、売らないに限る。

 売ることによる損失は、計り知れない、ということである。

 ますます、現代社会は、お客様は神様です、という意味を、大きくはき違えて、何をやってもいいものと思い込んでいるフシがある。

 ところが、どっこい、賢い企業というものは、内々では、クレーマーにいかに売らないで逃げるか、の教育を徹底している所さえあるのだ。

 本書には、

 顧客を選別する主導権はあなたが握っている

 と、どこまでも強気である。

 悩み多き営業マン、必読の書と言えよう!

 しかしながら、世間では、こういう考えの企業や営業マン、あるいは個人商店などが、実際に多く存在していることに、気がついてないようなので、必読の書として、オススメする訳である。
 だから「イヤな客には売るな! 」の断固とした信念のもと、今日まで無事やって来れた。

 本書は、このブログの投稿者(吾輩)が影響を受けたというよりも、まったく同じ考えの人がいたんだ!と、ただ単に嬉しかっただけで、内容そのものは、日頃、各営業マンにアドバイスして来た言葉と同工異曲のものばかり。

 ちょうどその頃、上記でリンクした書籍が出版されているのを知って、我が意を得たりと、同じ考えの人がいるのだと快哉を叫んだものである。
応援したくないアンチの人が多いですね

2009年05月23日の茶トラのボクチンの大あくび(5歳)
2009年05月23日の茶トラのボクチンの大あくび(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:34| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする