40代の柔道?段の男性の常連さんも急な不調を訴えられるが、彼には伝家の宝刀三点セットのようなやや高価なものは勧めるわけにはいかないので、常備されている方剤類で調整してもらっている。
ところが、やや高齢の吾輩は、こんなときこそ伝家の宝刀である。これでなんとか、日々の仕事をこなせているが、そこで思い出したのが、大腸癌切除の取りこぼしのため、各所に転移してしまった大学教授のことである。
以前もこのブログで書いたことがあるような、ないような・・・いずれにせよ、大学には大腸癌転移のことはひた隠しで、2時間の理系の講義を続けるのに、この伝家の宝刀3種類の漢方が、どんなに役立ったことか!
その他の癌サポート類とともに、とりわけ伝家の宝刀三点セットこそは、日々の講義に1日も休まず、何年もの長きにも亘って重宝され、これによって、講義の途中に一度もダウンすることがなかったのである。
亡くなられたあとも、漢方の絶大な効果を直接見られていた奥さんこそ、漢方の大ファンになられて、その後も折々に、ご自身が伝家の宝刀の一部や全部を利用されている。
思えば、奥さんとも何十年のお付き合いになることだろう。
亡くなられたご主人は、理学博士(高等数学)であったが、名言として「おまえっ!数学と算数は違うんだよ」と、買い物で計算ができないことを呆れる奥さんに対する見事な切り返しに、皆で大笑いしたものだった。
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2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:伝家の宝刀