関東地方の長い間のお馴染みさんの中には、40年以上前に即効を得た病状が、40年後に再発しても、同じ漢方薬で即効を得て継続服用中の女性がおられる。
当時、腰痛に悩まれてどこの病院でも治らず、当方に直接訪れて相談の上、桂枝茯苓丸料エキス製剤で即効を得て、しばらく続けて快癒されたが、その後40年再発することがなかった。
その頃、子供さんの授業参観日に立って参観中に貧血症状を起こして倒れてしまった。そこで予防兼治療的に牛黄+人参配合のカプセル剤を続けることで、二度と同様な症状は起こらなくなり、折々に現在に至るまで愛用されている。
ところで、数年前より70歳を超える頃から腰痛が再発したのだが、40年前と同様に桂枝茯苓丸料エキス製剤がよくフィットして効果絶大。
但し、今回は膝関節にも問題があり(膝関節痛)これには桂枝茯苓丸は無反応なので、防己黄耆湯エキス製剤を併用してもらうと、これも即効を得た。
昨今は若い頃とは違い年齢を考えて、そのまま継続服用されているが、実にオーソドックスな方剤ばかり。
びっしり何十年もの間途切れることなく続けられる常連さん達と異なって、40年以上途切れ途切れに漢方を利用されるお馴染みさんであっても、常に記憶に鮮明なだけに、新たな疾患に罹っても、あるいは同じ症状の再発があっても、適切な方剤を提供することは比較的容易である。
このように仕事は尽きないので、コロナがしっかり収束するまで、コロナ感染を警戒して、長時間の接客を必要とする新規のご相談はいつまでも受け入れる気になれない。
なにせ、ワクチン未接種という極めて用心深い漢方薬局なのだから(呵呵。
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2011年11月03日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
2022年11月03日
40年前と変わらない
posted by ヒゲジジイ at 11:16| 山口 ☀| 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰(魔女の一撃)
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