2022年10月31日

持つべきでない友人と、持たないよりは持った方がよいかもしれない友人は(笑

 昨今、耳に胼胝ができる大嫌いな言葉に「抜本的に」と「悲願の〜〜」という二つ。

 あまりにも大袈裟な表現にもほどがあるだろう。

 政府の閣僚達が、いかにも仕事してます風を装って「抜本的に〜〜」と言う割には、なにも変わらないことがほとんどであり、スポーツ選手などにマスゴミが常套句として頻繁に使う「悲願のワールドカップ出場」などなど、あまりにも大袈裟過ぎる。

 「悲しい願い」という「悲願」ではなく「念願」でじゅうぶんではないか。

 度外れて日本語を貶めるのは、現代のマスゴミ連中の得意技で、聞くに堪えない。

 それはともかく本題である。
友とするにわろき者七つあり。
 一つには高くやんごとなき人、
 二つには若き人、
 三つには病なく身強き人、
 四つには酒を好む人、
 五つには武(たけ)く勇める兵(つわもの)、
 六つには虚言(そらごと)する人、
 七つには欲深き人。

よき友三つあり。
 一つには物くるる友、
 二つには医師(くすし)、
 三つには知恵ある友。
          ━━ 徒然草 第117段より
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2010年10月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:徒然草
posted by ヒゲジジイ at 23:44| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする