2022年03月21日

漢方薬による化膿性疾患治療の可能性

 プーチンによるウクライナの侵略が開始されたと同時に、上顎の左犬歯の根が腫れ、目の下まで疼痛があり、化膿の兆候が明らかとなり、大変にヤバイ状態になった。
 一歩間違えば、入院治療が必要になるほどの病状である。

 プーチンの暴挙に怒り心頭が犬歯の化膿を誘発したものと思われる。ところが、幸いなことに歯医者に行かずに、ほぼ治まったのは托裏消毒飲を模倣したエキス剤の数々を組み合わせたお陰である。

 過去、肺結核から肺膿瘍となり、今度風邪を引いたら敗血症を誘発して命が危ないと主治医に心配されていた人も、あるいは痔瘻で病院治療で中々治らない人達も、数十年前までは托裏消毒飲がよくフィットしたが、その後はすべて托裏消毒飲の方意を模倣したエキス剤の組み合わせの工夫で、托裏消毒飲以上の効果が得られるように感じている。

 たとえば、被曝が原因だということで、病院では手術によらないと不治といわれた慢性化膿性骨髄炎。

 足に腐骨があり表皮に漏孔を作って膿が微量ずつ排出し続け、思うように入浴も儘ならない状態の人に、托裏消毒飲の代替として、玉屏風散(衛益顆粒)に金銀花入りの「太陽」という名の荊防敗毒散料エキス製剤に白花蛇舌草の併用で一年半、基本的に漏孔も早くから塞がり、ほぼ根治。その後も10年以上、以下のような配合に切り替えて、原因が原因だけに一生涯予防のために継続服用を続けてもらっている。
 
 つまり、最近は「太陽」という製品が廃盤となったので、その部分を千金内托散エキス製剤に切り替える工夫でしのいでいるが、この場合、茯苓が不足なので、猪苓湯や五苓散を加えることで対処している。

 ということで、吾輩の服用した内容は、千金内托散・衛益顆粒・白花蛇舌草・猪苓湯で、托裏消毒飲以上の効果を期待して、ようやく半月でほぼ治まっているが、これが治らなかったら大変なことになり、入院治療が必要だったかもしれない(苦笑。

 ところが、そこが治ったと思ったら、いつまでもプーチンが侵略を止めないので、今度は右上顎の歯茎が腫れて痛くなり、下顎の右下も左下も、同じく腫れてかなりな疼痛が生じたのだった!

 さいわい、これらは排膿散及湯エキス製剤の連用で次第に治まったが、再発を恐れて、上記の千金内托散・衛益顆粒・白花蛇舌草・猪苓湯とともに、時間を空けて排膿散及湯もしっかり1日3回、その他にも茵蔯蒿湯と板藍茶も真面目に常用しているのだった。

 絶対に一生歯科治療は御免!なので、漢方薬を利用することで、日々凌いでいるが、お馴染みさんや常連さんの歯科治療の悩みの相談を受けるときは、漢方薬類を利用することがあっても、絶対に歯医者さんに行くように強く勧めて、ヒゲジジイのマネだけはしないように伝えている。
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2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母