2022年01月07日

新年初仕事の慌ただしさ

 オミクロン株は、デルタ株とは異なって、感染して発症するまでの期間が短く、主として急性上気道炎から、せいぜい下気道炎止まりで、肺炎まで生じる確率はかなり低そうである。

 とすると、ほとんど従来のインフルエンザレベルの脅威と変わることがなさそうだが、我が山口県では昨日、1日の感染者数が過去最高となったものの、岩国など主として東部に集中しており、我が下関では、まだまだほとんど波及していない。

 昨日は仕事始めで、前日から補充購入の発送依頼のメールが溜まっていたため、当日の電話注文やメールでの発送依頼には、早朝の一部の人以外の3名の人達については、午前中の依頼であっても翌日の、つまり本日の発送に、遅らせてもらわざるを得なかった。

 この調子なら、新年とはいえ、昨年の12月の続きのような慌ただしさで、例年とは異なる忙しさ。

 店頭でも地元の様々なお馴染みさんや常連さんの直接相談に来られた人もあり、中でも目立ったのは、もしかしたらワクチンの遅れた副作用かもしれない、心臓関係の相談だった。

 90代の男性の心不全はご家族の悪性リンパ腫再発の相談を兼ねての久しぶりの来局だったものの、年齢的にやむを得ないかもしれないが、70代後半の女性は、少し前まで相当にお元気そうだったのに、昨今、不整脈と息切れで、病院での診断もはっきりしたことは分からない様子ながら、舌の状態からは、明らかに炙甘草湯の適応であるので、試しに短期間、服用してもらうことになった。

 昨年末、肩や腕の疼痛に、検査では骨がずれていて西洋医学的には治療困難という人に、独活葛根湯を10日間飲んでもらっていたが、昨日、一定の効果があったと補充購入に来られた人や、昨年末にめでたくご出産との報告がてら、芎帰調血飲第一加減など、ご夫婦の常用薬類を多数購入に来られた人など、爆発的に重なった発送依頼以外にも、店頭でも千客万来。

 年明けの慌ただしさは、例年ではなかったことだったので、老体にはやや応えた。例年なら、12月の超慌ただしさと打って変わって、新年の初仕事は、比較的ノンビリした日が続くのが例年だったのだが、異変と言いたいほどの仕事量の1日だった。

 新年初仕事の「慌ただしさ」、というよりも「過重労働」というべきか。
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2012年01月07日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月07日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:オミクロン株
posted by ヒゲジジイ at 08:25| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2022年01月05日

名前まで素晴らしい!

 前田大然選手がスコットランドのセルティックFCに移籍する。すでに古橋選手が大活躍しているチームだが、古橋以上の俊足で、あのスピードは海外のどの選手にも負けないことは多くの人が認める所である。

 今後大いに期待できる超俊足フォワードであるが、加えて日本人の剣客らしい前田大然とて、名前まで素晴らしい。

 翻って名前の素晴らしいさから言えば、日本でも急速に感染拡大中のオミクロン株も「尾身苦労株」と漢字表記したいほど、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長の顔が浮かんでくる。

 コロナの感染爆発、第6波がやって来たのは間違いない昨今だが、第5波と同レベルかそれ以上の感染爆発が起きることは、ほぼ間違いないだろうが、その頃よりも、過去の経験による対策の成果が出て、死亡者数はかなり少なくて済むことだろう。オミクロン株に置き換わるとすれば尚更である。

 但し、欧米に比べれば、日本の感染爆発は、さざ波よりもやや大きい小波〜中波レベルに違いなく、第5波の時もそうだったが、我が薬局での経験だけで言えば、ワクチン接種による副作用相談はあっても、コロナ感染やその後遺症の相談を受けることは皆無だった。

 重症化を防ぐ意味でワクチン効果は確かのようだが、かといって日本の様に欧米に比べれば「小波〜中波」程度の感染爆発であってみれば、ワクチンによる「副作用死」や重篤な「副作用」の多発の方が心配にもなるので、ワクチンの功罪は、相半ばするものだろう。

 要するに、日本のような小波〜中波的な感染爆発であってみれば尚更のこと、ワクチンを打つ打たないは、正解のない博打(バクチ)としか思えない。
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2012年01月05日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月05日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2022年01月03日

まったく興醒めするお話し

 昨今、目が肥え過ぎたのか、あるいは老化のなせる業なのか、以前は少々のことでも我慢して、面白く楽しく鑑賞していた様々な映画が、毎度々々、それぞれの作品の現実にはあり得えない部分や、あまりに不合理な部分が目に留まり過ぎて、途中で観るのを止めてしまうことが多くなった。

 特定の作品名を挙げるのは、あまりに失礼なので名は伏せるが、たとえこれが実際にあった話であったとしても、大きな川を挟んで戦争か内乱が生じているというのに、その川のど真ん中付近の中州に家を建ててトウモロコシ畑を作る爺さんと孫の話。

 さらにはこれは実話であるとしても、桜田門外の変における井伊直弼の護衛達を含め、彦根藩の行列は総勢60名といわれるが、雪で視界は悪く、その護衛の供侍たちは雨合羽を羽織り、刀の柄、鞘ともに袋をかけていたので、暗殺団にとうてい太刀打ちできなかったという、とんでもなくあり得ない護衛の供侍達の馬鹿さ加減に、同類の映画を見るたびに、いっぺんに興醒めしてしまう。

 現実社会でも、いまだに非武装中立で平和が保てると信じる人や、戦争反対とて核武装を蛇蝎の如く嫌う近視眼的な連中と、あの時代、違った意味であっても、まるで同類としか思えない平和ボケの護衛団があったとは、実に驚きである。

 現実にあったことの映画化でも、あまりの馬鹿さ加減を露呈した実話を再現されるのは実に見るに堪えない。

 とりわけ現実には絶対にあり得ない部分の興醒めは、拳銃で発砲するシーンで、延々と弾切れが生じることなく、同じ拳銃で数十発どころか、百発以上も打ち続ける主人公たちの不合理千万な、ばかばかしい映画がなんと多いことかっ!

 さらには拳銃の底で、相手の頭を殴って容易に気絶させるなどあり得ないし、ましてやその後に大きな後遺症も残さず意識が戻るなんて、これらも絶対にあり得ないだろう。

 チャンバラシーンでも、大勢の相手をバッタバッタと切り倒す一人の主人公というのも、絶対にあり得ない話だが、さらには主人公が何度切られても、この主人公だけは(こいつに切れらた連中とは異なって)中々絶命することなく、孤軍奮闘するのだから、フザケルナっ!

 切られた人物から激しい噴水のような出血が見られる映画はまだしも、一滴の出血が見られないチャンバラシーンは、まったく見られたものではない。

 それ以外にも、興醒めな部分を指摘すれば、枚挙に暇がないので、これ以上は止めておくが、昨今は、どの映画を見ても、興醒めする部分が見えてばかりで、映画を観るのがイヤになってしまった。

 但し、例外もあって、例えば『ゴースト━ニューヨークの幻』や『THE PACIFIC』など、まったく真実に近い物語は別格である。

 前者を挙げるのは意外に思われるだろうが、あれこそは単なるファンタジーどころか、最も真実に近い物語なのである。

 それよりも、昨日二度の不可解なVARの判定によって、勝利しているはずだった試合に、不運にもマンチェスターシティに負けてしまったとは言え、アーセナルで素晴らしい活躍をする富安選手など、海外で頑張る日本人選手が所属するチームの試合観戦の方が遥かに楽しい。
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2012年01月03日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月03日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


 
ラベル:ゴースト
posted by ヒゲジジイ at 10:35| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2022年01月01日

令和4年、2022年を迎えて

 いよいよ2022年、令和4年である。コロナ禍がいつまでも終わらず、新年を迎えて、今年こそは収束に向かって欲しいものだが、この問題よりも、さらに大きな問題が心配の種である。

 強権支配の2つの大国が、何を仕出かすのか、きな臭い心配は尽きない。冬季オリンピックが終わった頃が最も大きな第一関門となることだろう。

 それはともかく、コロナ禍続きの対策として、我が薬局ではここ2年近く、1〜2時間は優にかかる新規相談は受け入れず、お馴染みさんや常連さんだけの仕事に絞っている。

 そうまでして人との長時間の接触を最大限避けることでコロナ感染対策としつつ、多くの重大な疾患に対する当方の漢方薬を利用されている人達、たとえば様々な悪性腫瘍で多くのステージ4の人達が、せっかく一定の健康を維持されているのだから、それらの人達に引き続きお役に立てるように仕事を継続することが何よりも必須なことと思うからである。

 また、昨年途中からは、ワクチン接種後の「副作用」多発問題では、軽症から重症まで、漢方薬を大いに役立ててもらったが、中には肺炎2名、とりわけ西洋医学でも救えなかったケースでも、漢方薬で救命することができたことは幸いで、軽症の人は現在、某柴胡剤でほとんど治りつつある。

 但し、せっかく某血液癌で、当方の漢方薬だけで20年以上、しかもここ数年は血液検査ではまったく正常化していた人が、突然、肺炎を生じて亡くなられたが、ワクチン接種後の「副作用」だったのではないかと、いまさらながら確かめようがない。

 ところで、正月前後の休業日は、昨年30日から新年1月は5日までで、6日(木曜日)が仕事始めとなるが、以前はもっと長く休業日を取っていた。その理由は、ここだけの話、お盆と正月前後には、各地から故郷の山口県へ帰省される人達が、そのついでに、地元の親御さん達の勧めで、漢方相談を依頼されるケースが多発していたからである。

 それらの人達の多くは、本人たちは飲みたくもない漢方薬を、親孝行と思って渋々連れて来られたのだから、その雰囲気たるや、相談を受けるコチトラ、いっぺんで興ざめ。やる気を失うばかりで、そんなことなら休業日をたくさん取ることで、続きもしない人達の漢方相談を避ける狙いが大成功。

 また、休み明けの月曜日こそ、新規相談者が集中して、仕事にならなくなってからは、月曜日の新規相談は受け入れないことにしたり、人員の少ない弱小漢方薬局では、様々な対策が必要だった。

 以前のことを思い出せば、若くて体力があった時代でも、よくぞここまで頑張れたものだと、我ながら感心するものの、昨今のように仕事量を減らしたところで、流石に師走ともなれば多忙を極め、コロナ禍の以前には頑張っていた年賀状は、多忙な日々の休息を犠牲にしてまで書く気力も体力も失せ、一昨年よりキッパリと止めることにした。

 年末30日より休業となっても、一年の疲れがどっと出て、年が明けるまで何もする気になれなかったが、食欲だけは俄然旺盛となった。

 とはいえ、この連休中こそ、帳面方でもある女性薬剤師は、税理士には一切頼らず勤しんでいるために、完全な休業日とはならず、パソコンに向かって日夜奮闘している模様。

 なにはともあれ、今年こそは少しはマシな年になって欲しいものだが、最初に述べたようにキナ臭い問題は、コロナ禍以上に問題になるかもしれないし、地球温暖化による様々な災害も油断がならない。
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2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:コロナ禍
posted by ヒゲジジイ at 10:30| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする