1人目の30代の男性も、モデルナのワクチンを7月に2回接種していたというから、言いたかないけど、お二人とも2回のワクチン接種済みということは、はてな?と考えてしまう。
イスラエルではファイザー製のワクチン3回接種の医師2名がオミクロン株に感染したという報道などを合わせ考えるだけでも、もしかしたら、このオミクロン株に対して、ワクチンから産生される感染増強抗体の反応が良すぎるのではないかと勘繰ってしまう。
今後の推移が心配ではあるものの、今のところ毒性は低いかもしれないという情報もチラホラあるものの、日本でそろそろ4ヶ月周期の感染爆発が来年1月にやって来るのか来ないのか。
それにしても、我が薬局の常連さんやお馴染みさんの中には、明らかなコロナの感染者はいまのところ皆無というのに、2回目のワクチン接種後に肺炎を起こした高齢者が約3名。
70代そこそこの女性は、持病の肺疾患が接種後に急速に悪化して両肺が真っ白になり、西洋医学治療でお手上げのところを漢方薬で救えたことは既に書いた通りであるが、最近発覚した例では、常連さんのご家族である80代の女性が7月に2回目のファイザー製ワクチン接種後、直ぐに微熱と乾燥咳が続くようになり、1ケ月1回のかかりつけ医の診察では、ずっと見逃され、ようやくレントゲン検査を10月になって受けたところ、怪しい白い50玉よりもやや大きい病巣が見つかったというのに癌でもなさそうだしとかでウヤムヤ、11月になっても同様だったので、ようやく専門医に紹介され、CTなどの精密検査で肺炎の病巣であることが判明。
抗生物質を投与されたが一向に微熱と乾燥咳が止まらないので、次の診察まで20日あるので、漢方薬を依頼されたばかり。
また慢性リンパ性白血病で20年以上前には、西洋医学治療はまったくのお手上げの時代、弱り切った状態を当方の漢方薬だけで、検査を受けながら20年以上、ここ数年は検査上では完璧な正常値が続き、まったくお元気になられ2ヶ月1度電話で補充注文をされていた80代の女性が、数ヶ月前に突然肺炎で亡くなられた。
突然のことだったのでワクチン接種の有無を確かめるのを怠ったが、いまさらご家族に確かめるわけにもいかず、それにしてもここ10年以上は風邪すら引かない人だったのに、突然肺炎でなくなるのは80歳を過ぎた高齢者では、まったく珍しくはないことなので、たとえワクチンを接種していても、その副作用としては認められないことだろう。
ともあれ、デルタ株でさえワクチンは感染を防ぐ効果はやや弱くとも、重症化を防ぐ効果は一定程度明らかだといわれていたが、今回のオミクロン株に対しては、まさか感染誘発ワクチンとして働かないことを祈るのみ。
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2011年12月01日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:感染増強抗体