ところが、イスラエルでは3回接種しているのにオミクロン株に感染した人がいると、昼のテレビ「ひるおび」で話されていた。
出演の北村義浩氏は、イスラエルではブースター接種を終えている人さえ感染しているという事実を考慮されてのことなのか、これまでのワクチンが、もしかしてオミクロン株に感染しやすくしているかもしれない、という趣旨のことを語られていたが、ワクチン効果を否定し兼ねないこの発言は、テレビ報道では禁句かもしれないのに、思わず些かの本音をうっかり漏らしてしまったのかもしれない。
だから、慌てたように、ワクチンによる液性免疫が脆くとも、細胞性免疫はしっかり残っているので、重症化や死亡するまでのことはかなり免れるだろうというような趣旨を加えていた。
但し、覆水盆に返らず、付け足したこの発言には、やや矛盾を感じないでもない。
ところで、南アフリカでは急に入院患者が増加中で、2歳以下の子供が10%を占めているというが、これら入院患者がすべてオミクロン株感染者とは限らないにしても、オミクロン株の感染者は軽症ばかりという昨日までの報道も、もしかすると、あてにならないかもしれない。
ともあれ、日本は海外からの渡航者の入国を禁止するなどの水際対策をしっかり行い、我々はジタバタしてもどうしようもないので、従来通りの感染予防を行って、静観するのみ 。
なお、日本でも初めてオミクロン株感染者が本日判明。
すなわち、先日ナミビアから入国した30代の男性外交官で、7月にモデルナのワクチンを2回接種済みであったという。
応援のクリックをお願いします
2009年11月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:オミクロン株