2021年04月04日

平熱が低い方が長生きしやすい!

 そもそも近藤誠医師の考え方は、極論が多いので、すべてを鵜呑みにすることはできないが、時には説得力のある似非常識破りの指摘もある。
 その中でも、
そもそも平熱が高いのは、(生理の高体温期を除き)病原体が棲みついて免疫システムが働いている(そのために発熱している)からでしょう。ですから高体温は、長生きのために不利になっても、有利になるとは考えにくい。
━近藤誠著『新型コロナとワクチンの秘密』より引用
 さらには、同じ著者による『医者のデマ━科学的根拠によれば医者の「効きますよ」、実はウソでした』によれば、
 たとえばよくいわれる「体温を上げると健康にいい」。
 みなさんも小学校の理科で教わったと思いますが、人間は「恒温動物」です。
 体温が一定に保たれることで生きていくことができるのです。
 しょうがや靴下の重ね履きで体温(深部の温度)が上がるわけがありません。
 むしろ低体温のほうが長生きできると世界の研究で明らかにされ、体温35度台のがん患者がいちばん死亡率が低い、というデータまで出ているのです。
 しかし、世の中の人は「体温アップで免疫力が上がる」と、今日もせっせと熱いお風呂に長く入ったりしています。
 そうすると、本当に体温が上がってしまい、のぼせて倒れてしまいます。その結果、風呂で倒れたり溺れたりして命を落とすことになるのです。
 近年、日本では年間で約2万人も入浴中に「事故死」しています。
 「健康のためなら死んでもいい」という冗談がありますが、現実に「体温を上げれば健康になる」と思い込 んで死んでいる人がおおぜいいるのです。
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2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月04日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:低体温 高体温