2020年11月21日

ほとんどナンセンスなコロナ対策は

 マスクとフェイスシールドの併用は、きわめて効果的なコロナ対策だが、それに比べ、マウスシールドは、ほとんど意味をなさない。

 マスクの上からマウスシールドを装着するなら、これはこれでかなり効果的なコロナ対策になるが、そのような奇特な人はほとんど皆無。

 マウスシールドだけの装着で良しとしている人を多く見かけるが、実に思い違いも甚だしい。ストレートな飛沫が飛ばないだけで、その分マウスシールドに当たって跳ね返った飛沫を大きく空いた左右と上部の空間を通して、飛沫を激しく空中にまき散らせている。

 日々、感染者が増加し、かなり急激な上昇方向の放物線を描いて急速に感染拡大している新型コロナウイルス。この勢いでいけば、年内には、国内で1日1万人の感染者が出る可能性も大いにあり得る。

 コロナを運ぶのは人間なのだから、感染したくなければ、人との接触をできる限り避けるべきであるが、そうもいかないのが人間社会。

 次善の策としては、人との距離を保ち、必ずマスクのみならず、できればこれにフェイスシールドの装着も併用すれば、人との接触による感染をかなり防げることだろう。

 ただ、マウスシールドだけは、ほとんどナンセンスなので、あれだけは除外した方がよいだろう。マスクと併用するなら別だが。
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2009年11月21日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母