それは、肉体的にも精神的にも、ストレスがかなり減ったことで、とりわけ精神的ストレスが激減したことは、幸いなことだった。
真剣な相談に真摯に向き合うのと異なって、クレーマーと接触するときのストレスほど、神経消耗の激しさは比較にならないからである。
世の中には、反日リベラル左翼の連中のように、何でも政府のやることにはクレームをつけないとおれない、日本を潰したいと執念を燃やす、いじけた人種があるように、病的なあおり運転がなくならないのと同様、クレーマーが巷には溢れているのが現実である。
コロナ以前でも、新規相談者の中に混じるクレーマー予備軍は、慎重に選別してお断りしていたが、完璧には選別できなかっただけに、ここ半年は、クレーマーが皆無となったことである。
昨日書いた、クリニックを転々とする人の問題などは、医師にクリニックの漢方だけを飲んでくれと言われている患者さんに、過去こちらで飲んだことのある麝香製剤を相談されても、ご本人の決意が曖昧なのだから、あとでその医師とトラブルになるのは御免被りたい話。
それゆえ、その医師の許可を得ない限りは、販売する訳にはいかないから、お断りするのに苦労したとはいえ、決してクレーマーではない。
命に係わる病気でもないのだから、あのような迷いの多い患者さんに対して、そのクリニックにいったん頼ったからには、こちらが変に介入したくないのは、前述の通り、そのクリニック以外の漢方薬類は使用しないようにと禁止され、そのことでご本人も迷っているからである。
こちらから見れば、理解に苦しむ投与内容だけに、その後の経過次第で、そのうち医師も配合を変えることだろうし、それでもダメなら、あとは迷いの多いご本人の決断次第なのだが、もともと右往左往する性格の人だから、村田漢方堂薬局には向かない人であっても、クレーマーというわけではない。
ともあれ、新規相談申し込みの電話は多いものの、コロナが収束するまで云々と説明して、お断りすると、これまではいずれも素直に納得されている。
今後も素直に納得される人ばかりの問い合わせが続くとは限らないが、もっともな理由があるだけに、たぶん大丈夫だろう。
そのうち、目途が立ったら、マスクとフェイスシールド装着を必須条件として、新規相談を徐々に受け入れる時期も来るかもしれないが、それがいつになることやら。
コロナの時代であっても、とういうよりコロナの大変な時代だからこそ、集客に苦労をされている同業者が多い中、歴史の長い村田漢方堂薬局においては、漢方薬の真の価値を体験された10年以上の常連さんが多いだけでなく、以前、回復されたことのある人達こそ、不安なコロナの時代、久しぶりに再来される人などのお陰で、新規相談者を募らなくとも、仕事が減ることはないので、コロナ感染防止を第一に、健康には常に留意している。
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2011年10月16日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:コロナ