それは、日々、頭がぼんやりしていたところ、これを服用すると、頭がすっきり霧が晴れたようになって爽快であると。そこで、朝と晩2回の服用を続けているとのことだった。
それで思い出したのが、ずいぶん前の話なので不正確な記憶かもしれないが、大塚敬節先生が80歳以上?のご高齢に達しながらも日々診療に当たられておられたが、診療前にまずは葛根湯を服用して頭をスッキリさせて診療をはじめられる、というような記事を読んだ記憶があった。
きっと、大塚先生も、上記の女性のように、首の真裏を揉むと気持ちがよく、その個所を温めるのも気持ちがよいという2つの条件が揃っておられたことだろう。
但し、よく効くと思っていても、突然、諸症状が取れ切ってまったく不要になり邪魔になる時期や、嵌っているときでも、あまり夜遅く服用すると、頭が冴えて眠れなくなることが多い。
葛根湯に関しては、慢性症状に使う場合であっても、症状が取れたらいったん中止し、再度症状がでるようなら再開するという、臨機応変に使用するのがよい。
ともあれ、これを飲んでおくと肩こりなどが取れて、ぐっすり眠れる、という奇特な人もいるのだから、人それぞれで、例外のない法則はない、というべきか。
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2011年01年01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ