タバコは百害あって一利なし、というのは真っ赤な嘘であることは、縷々先日のブログ
2020年08月14日 コロナ禍によって世の中の価値観と常識が激変中!
で述べたばかりだが、それをご覧になった同じく愛煙家の某開業医の先生から、昨日、我が意を得たりという、ファンレターを頂いた。
それで思い出したのが、私の叔父(血のつながらない母の妹の嫁ぎ先)こそ、呼吸器専門医で、結核病棟のある、日赤病院の院長でもあった人。
ところが叔父も大の愛煙家で、私が漢方薬局を開いて数年後、首のリンパが腫れているので、悪性リンパ腫などが心配で、診てもらったところ、詳しい診断結果は叔父の自宅の食堂で受けることになった。
リンパ腺の腫れの心配はまったくないものの、肋膜炎を患った痕跡があり、肺が拡張しきっているので、タバコは止めるようにアドバイスされたものの、叔父は、哲学の煙といわんばかりのタバコを、のんびりとくゆらせながら、そのようなアドバイスをする。
晩年、叔父は肺気腫に罹患したとかで、タバコをきっぱり止め、ハワイ旅行など各地の旅行を叔母と二人で楽しみ、八十代後半で亡くなったが、肺気腫は死因とはならず、いわゆる老衰だった。
叔父の面白い?話では、医師になりたてのころ、軍医で戦争に駆り出され、結局はシベリアに抑留され、その頃が一番体重が多かったそうな。
医師であったのが幸いしたらしく、意外に待遇がよく、ただ、ソ連兵と日本兵の間での板挟みが、それが一番辛かったという。
当時の歌手、岡本敦夫氏と同様、かなりな痩せ型で、もっと美男子にしたくらいの、本当によく似た叔父だった。
ソ連抑留時に体重が一番多かったという逸話は、私が大学3回生の頃、胃腸と肝臓をひどく壊してやせ細り、食事恐怖症に陥ったときに、食糧事情が悪い時こそ、食べ物の有難味が分かるという教訓談として、話されたのだと思う。
血のつながらない叔父ながら、ずいぶんお世話になったものの、呼吸器内科専門医でありながら、いつも飄々としてタバコをくゆらせていた姿が、とても懐かしく思い出される。
このような故人となっている愛煙家の身内の過去を暴露する記事を書く気になったのは、
「タバコ喫煙者はコロナ感染から守られる」決定的証拠
この記事によって、ますます愛煙家のタバコが新型コロナウイルス感染予防となっていることが、しっかり証明されていることを知ったからである。
コロナ予防の効能以外にも、様々な効用があることは、既に
2020年08月14日 コロナ禍によって世の中の価値観と常識が激変中!
で、書いた通りであるが、体質によっては有害であることも、しっかり記しておいた。
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2010年8月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2020年08月17日
タバコをくゆらせながら、診断結果を告げる呼吸内科専門の医師
posted by ヒゲジジイ at 23:39| 山口 ☀| 哲学の煙(けむり)と漢方薬
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